冴え冴え

208 の用例 (0.00 秒)
  • それにどんな少女も持っていないようなえ冴えしたを持っていた。 ディケンズ/村岡花子訳『クリスマス・カロル』より引用
  • 見苦しく肩で息をするおれの背中に、えとした声が掛けられた。 喬林知『今日からマ王 第11巻 「めざせマのつく海の果て!」』より引用
  • 丘に向かって掌をかざすと、掌越しに緑の丘と冴え冴えとした光輝が見えた。 小野不由美『屍鬼(下)』より引用
  • しかし彼女の顔色は何も気づかぬようにえしていた。 芥川竜之介『春』より引用
  • 彼の自意識は急に冴え冴えとし、妹たちの姿が眼前に浮かんできた。 バルザック/小西茂也訳『ゴリオ爺さん』より引用
  • 妻は得意になると、殆んど美人といっていいほど、冴え冴えした顔色で美しい。 田辺聖子『ブス愚痴録』より引用
  • 遠くえと光る星を見ているような気持ちで、エリンは、そう思った。 上橋菜穂子『獣の奏者 Ⅲ 探求編』より引用
  • 午後の特別授業を終えて寮に戻るが、目がえ冴えとしていた。 野沢尚『龍時(リュウジ)01─02』より引用
  • 少年の髪は逆立ち、月光にも似たえとした銀色の輝きを発していた。 千葉暁『アルス・マグナ4 大いなる秘法 邪教の都』より引用
  • そのえとした顔に向けて、メリヒムは引き止めるために叫んだ。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第10巻』より引用
  • そのように語られる瞳の冴え冴えと美しかったことを忘れない。 田中澄江『なぜ愛なのか 十三の報告から』より引用
  • そう言う少女の目にはえとした知性の輝きが現れていた。 神野オキナ『あそびにいくヨ!第02巻』より引用
  • 銀平も、平素と全く異なるえとした表情で、大介に和した。 山崎豊子『華麗なる一族 中』より引用
  • 夜がえと青く、女の負の力を見た感情が心を満たしていった。 塚本晋也『悪夢探偵』より引用
  • 体は疲れきっているはずなのに、頭は冴え冴えとしている。 福井晴敏『∀ガンダム(上)』より引用
  • すると、明近い空の遠くに冴え冴えと朝の電車の動きだす倉皇とした音も聞えた。 坂口安吾『竹藪の家』より引用
  • 氷の彫像のように冴え冴えとしたジャックの横顔にそっと目をやる。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える1』より引用
  • 二筋のレールが、冴え冴えと水のやうに静かな路上に光つてゐた。 牧野信一『露路の友』より引用
  • 十三夜ぐらいの月が、冴え冴えとした光を放っていた。 源氏鶏太『天上大風』より引用
  • 身体は睡眠を求めているのに、妙に頭はえとしていた。 今野緒雪『マリア様がみてる 03 いばらの森』より引用
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