円い

全て 形容詞
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  • そこで見ていると童が水の中へ入っていって一つの円い物を取って来た。 蒲 松齢『汪士秀』より引用
  • 何か、底が円いものを運んできて設置するための目印のようにも見えた。 宮部みゆき『ICO 霧の城』より引用
  • 真赤な夏の花に囲まれた母の姿が、円い光の中に一歩ずつ近付いてくる。 浅田次郎『月のしずく』より引用
  • 笑を押えて眼を円くしながら、彼はも一脚の椅子の上に足を投げ出した。 豊島与志雄『金魚』より引用
  • 新聞も雑誌も見ない彼などはまつたく眼を円くするよりほかはないのである。 岸田国士『泉』より引用
  • 観光地などにはよくある顔だけが円く抜けている板絵が立っていた。 西風隆介『神の系譜Ⅶ 竜の源 高句麗』より引用
  • 薄暗い部屋の中に灯もともさず、三十人近い人影が円く座を占めていた。 光瀬龍『寛永無明剣』より引用
  • 熊手でいて見たらその根のところに、青い虫がまるくなって眠っている。 柳田国男『野草雑記・野鳥雑記』より引用
  • 地球は円いと云うことさえ、ほんとうに知っているものは少数である。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 大多数は何時か教へられたやうに、円いと一図に信じてゐるのに過ぎない。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 彼のやわらかい生毛うぶげのはえた円い頬は寒さのためもあって色が変っていた。 野間宏『真空地帯』より引用
  • 目をまるくしてそれを私から受け取る時の子供らの顔が見えるようにも思った。 島崎藤村『分配』より引用
  • 地球はまるいということさえ、ほんとうに知っているものは少数である。 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』より引用
  • 大多数は何時か教えられたように、円いと一図に信じているのに過ぎない。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 特徴のある細長く円い葉が次々に新芽を出して猛烈な勢いで伸びていく。 和田はつ子『薬師』より引用
  • 月のように円くて、幾つも上へ上へと、月輪がちりんの重っている如くも見えた。 折口信夫『死者の書』より引用
  • 見るとシャツに銃弾の通ったような円い穴が空いていて煙が出ている。 藤ダリオ『出口なし』より引用
  • 円いちゃぶ台には私が持ってきた水ようかんが折りのまま広げられていた。 高橋克彦『緋い記憶』より引用
  • 狭い宿内のことで、このことを伝え聞いたものは目をまるくして飛んで来る。 島崎藤村『夜明け前』より引用
  • 征順は眼鏡の向こうでちょっと目を円くして、「いいや」と首を振った。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
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