内職

全て 名詞
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  • それは、一年ほど前に、妻が自分からいい出してはじめた内職であった。 三浦哲郎『忍ぶ川 他』より引用
  • 残り一畳半のスペースには、母親の内職材料が山のように積んであった。 半村良『闇の中の系図』より引用
  • 半分は楽しみであったろうが半分は内職にしているらしいという事であった。 寺田寅彦『球根』より引用
  • 階段をおりて台所の戸をあけかけると、内職をしていた母親が尋ねた。 半村良『闇の中の系図』より引用
  • わたしが夜も昼も内職に精を出して、あなた一人くらい養ってあげます。 山田風太郎『警視庁草紙(下)』より引用
  • 以前は授業を聞いていた者も、受験のために内職をするようになっていた。 稲泉連『僕らが働く理由、働かない理由、働けない理由』より引用
  • そこで娘を働きに出すとか、内職的にやるとかしてどうにかやっている。 相馬愛蔵『私の小売商道』より引用
  • 夫婦二人きりの家庭で、母とは針仕事の内職から知り合ったものらしい。 吉川英治『忘れ残りの記』より引用
  • なお企業内職業訓練施設は、その会社の従業員でなければ入校できない。
  • もしかしたらあの写真屋、秘密警察員が内職でやっていたのかもしれない。 星新一『きまぐれ暦』より引用
  • と、橋番は内職の草鞋わらじわらを打っていたが、つちを置いて藤兵衛を迎えた。 松本清張『鬼火の町 新装版』より引用
  • それでこの家が最も大きく、内職に旅籠屋もやれるというわけであった。 笹沢左保『雪に花散る奥州路』より引用
  • 侍の内職などいうものがそろそろはじまったのもこのころからのことである。 山田風太郎『伊賀の聴恋器』より引用
  • 店の一隅に事務机があり、その人はそこでタイプの内職をしているのである。 向田邦子『無名仮名人名簿』より引用
  • そしてその横ではいつも暗い目をして母親が内職をしていた。 群ようこ『撫で肩ときどき怒り肩』より引用
  • 軍談師が内職に糸を縒つて居るので軍談師だから聲が變なのだと思つた。 長塚節『佐渡が島』より引用
  • 幼い時は早くして父を亡くしたため貧しく、母が内職をして生活を支えた。
  • 今日明日の小口の金に困っている人間は多く、内職はけっこう繁盛した。 森村誠一『花刑』より引用
  • その母親は、子供を背中にくくりつけ、髪ふりみだして内職をしていた。 藤沢周平『よろずや平四郎活人剣(上)』より引用
  • 母親の内職に出さした素人下宿も間数まかずが少く、まだ整ってもいなかった。 徳田秋声『足迹』より引用
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