内側

全て 名詞
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  • 内側から感情のにじみ出る石こそ、女が求めているものではないのか。 乙一『平面いぬ。』より引用
  • そちらが先に作ったからか、或は境界の一線の内側にあるからであろう。 豊島与志雄『絶縁体』より引用
  • 領土を広げ、自分の築いた城塞じょうさい都市の内側に入る国民の数を増やすのだ。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
  • 仕事の忙しい時は内側から鍵をかけていて、一切の用事は電話で弁ずる。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • ドアは、見ている二人の鼻の先で、しっかりと内側から鎖されたのである。 中井英夫『虚無への供物』より引用
  • 踊りの輪が二重になり、内側の輪に女子が入るよう指示があった。 佐野良二『闇の力』より引用
  • と、中でかけ金が外れる音がしてから入口の扉がすうーっと内側へあいた。 海野十三『ふしぎ国探検』より引用
  • 廊下に面したドアには内側から、隣りの部屋に通じるドアには外側から。 坂口安吾『能面の秘密』より引用
  • 門の内側の庭にマイクロバスと乗用車が二台、駐車しているのがみえる。 平岩弓枝『葡萄街道の殺人』より引用
  • なにか内側から湧き出てくるものを抑えているといった表情である。 渡辺淳一『メトレス 愛人』より引用
  • 部屋には内側からチャンと鍵がかかっているのに、どうされたんでしょうか。 海野十三『見えざる敵』より引用
  • 人がいるかいないかまるで分らない内側は、始めと同じように索寞ひっそりしていた。 夏目漱石『明暗』より引用
  • うっとりとしたものは僕の内側にも、僕の歩いて行く川岸にもあった。 原民喜『夢と人生』より引用
  • 待っていた運転手が、速水の声に応じて、内側から開いたものらしかった。 海野十三『深夜の市長』より引用
  • 表の部屋から廊下へ通ずる扉は錠がかかっていて、鍵は内側にあった。 ポー・エドガー・アラン『モルグ街の殺人事件』より引用
  • そこでは破れ硝子の星形の穴を内側からよく見ることが出来たのだ。 直木三十五『青玉の十字架』より引用
  • 意外だったのは、内側からその扉を押し開けている白いきゃしゃな手だった。 大佛次郎『赤穂浪士(上)』より引用
  • こういう屋敷の内側なるものを、からだで感じてみたかったのだ。 星新一『ごたごた気流』より引用
  • 奥方はそれに答えもせずに、内側のドアのところに歩み寄って手をかける。 ディケンズ/青木雄造・小池滋訳『荒涼館(3)』より引用
  • 郎等があきらめ切れずに扉を敲き続けていると、漸く内側から人の声がした。 福永武彦『風のかたみ』より引用
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