内側縦束

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  • 一側の内側縦束と傍正中橋網様体の障害で生じる病態である。
  • また共同運動を行うための左右の連絡は水平方向では内側縦束であり、垂直方向では後交連である。
  • 内側縦束はPPRFから出て、すぐに対側に交叉し動眼神経外側核へ結ぶ部分である。
  • 骨格筋の筋緊張はこの二つの神経核から出る内側縦束および外側前庭脊髄路という二つの伝導路からの支配を受けている。
  • 水平方向のパルスは橋にある傍正中橋網様体で作られ、垂直方向のパルスは中脳にある内側縦束吻側間質核で作られる。
  • この反射路は前庭感覚器より前庭神経、前庭神経核を経由して内側縦束、網様体を通り、眼球運動核に至る経路が最も代表的である。
  • 内側縦束が障害された時の症状である、病変側と逆を見た時に、病変側の眼の内転障害と対側の外転時の単眼性眼振を示し、輻湊は保たれる。
  • 一方動眼神経核に投射する線維には、脳幹網様体・カハール間質核・前庭神経核の一部・外転神経の核間線維・傍舌下神経核・内側縦束吻側間質核・視蓋前オリーブ核などがある。
  • Robinsonの仮説ではパルス発生器である傍正中橋網様体、内側縦束吻側間質核や神経積分器である舌下神経前位核、カハール間質核の障害で起こりえる。
  • 前庭神経核の内側核および橋網様体から発する内側縦束は脊髄前角にある抑制性介在ニューロンを通して、下位運動ニューロンの興奮を抑制している。
  • 内側縦束障害、注視障害は特有の症状がある。
  • 一方、垂直性の共同注視運動についてははっきりわかっていないが、脳幹の中枢は内側縦束吻側間質核やダルクシェヴィッツ核と考えられているが、後交連の病変でも垂直共同注視麻痺が起きることは、上記後交連核のところで記したとおりである。
  • 核間性眼筋麻痺 internuclear ophthalmoplegia は、眼球共同運動の皮質下中間ニューロンの内側縦束が障害されて起こるもので、内側縦束症候群ともいう。
  • 機序としては、筋肉疾患、神経筋接合部疾患、脳神経麻痺、内側縦束障害、注視障害を考える。