内に在る

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  • 「鳩のごとく素直すなおなれ」なぜなら信仰は即ちこの素直さの内に在ります。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • 己れの内に在るものが無反省に外へ現われることを禁ずるのである。 ジッド/山内義雄訳『狭き門』より引用
  • そして、市民一人一人の精神の内に在る神としてのキリスト教新教を組織した。 宮本百合子『人間の結婚』より引用
  • 五太夫の居宅は同じ邸内に在るが、物頭ともなれば一軒建てで玄関構えの家に住んでいる。 五味康祐『十二人の剣豪』より引用
  • 我々は牛肉ぎうにくくらへども我々の邸内ていないに在る物捨て塲に於て牛骨を見る事はがたし。 坪井正五郎『コロボックル風俗考』より引用
  • 彼女もまた、すべてから逃れてここへ帰って来たように、前よりも安らいで彼の腕の内に在った。 石原慎太郎『化石の森』より引用
  • 山本一行の事務所は、ポートマン・スクエアの日本大使館内に在った。 阿川弘之『山本五十六』より引用
  • 入室とは、軽症患者などが隊内に在る病室暮らしをすることである。 城山三郎『忘れ得ぬ翼』より引用
  • 自分がいま何処に在ろうと関わりない意識の空洞くうどうが私の内にあり、私はその内に在る。 石原慎太郎『生還』より引用
  • なぜなら、その悲しみも苦しみも、彼の幸福の外に在るのではなくて内に在るからだよ。 三好十郎『夜の道づれ』より引用
  • 矢野氏の暗い表情は、電話で呼び出しを受けてから私の内に在り続けた不安を裏づけていた。 吉川英明『父 吉川英治』より引用
  • 感動が、陵の内に在って今まで武との会見を避けさせていたもの《・・》を一瞬圧倒し去った。 中島敦『李陵・山月記』より引用
  • 自分の内に在るだけの輝きほか、自分を照すものはない。 宮本百合子『透き徹る秋』より引用
  • 世界観に含まれると考えられる情意内容は単なる感情や意志ではなくして、それ自身の内に在る或る意味の論理によって、その真理性を保証されているものである。 戸坂潤『イデオロギーの論理学』より引用
  • 実験室の引出しの内に在った覚書に、こんなのがあった。 愛知敬一『ファラデーの伝』より引用
  • ただ、そのような支柱を必要とするほど、必死に縋りつこうとするものが内に在るらしい。 豊島与志雄『蔵の二階』より引用
  • 陰は陽の内に在りて、陽の対には在らず。
  • その内に在る『永遠の恋人』ヨーハンが、なんだと言うのだ。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 第11巻』より引用
  • しかし、ぼく達の求めた普遍性とは、手前勝手に定めたロックのタイプの内に在るのではなく、ことポピュラー音楽の世界においては、聴く側の姿勢の内にしか求め得なかったのではないだろうか? 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • このとき殿内でんないりし常治彦とこはるひこも、頭角とうかくおひおひ発達はつたつして、いまここにあらはれたる第二だいに常治彦とこはるひこ分厘ふんりんなくなつてゐた。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 05 20080623』より引用
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内に在る の使われ方