内々

全て 名詞 副詞
1,166 の用例 (0.02 秒)
  • それで知れないから、幕になったらばと内々心あてにしていたのである。 夏目漱石『三四郎』より引用
  • きっとあの人は、はじめから、そのことを内々心配していたんでしょう。 平林初之輔『或る探訪記者の話』より引用
  • とにかくそういう話を聞きましたからあなたに内々申し上げて置きます。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • 御城の紅井さんからお話申したい事があるからとの内々での使者が来た。 子母沢寛『父子鷹 下巻』より引用
  • 内々のとりひきであったが、それを井上に見られていたものと見える。 山田風太郎『明治波濤歌(下) 山田風太郎明治小説全集 10』より引用
  • これは向こうの新聞社から、わが社へごく内々に知らせてきたのです。 横溝正史『幻の女』より引用
  • 課長はその指示を内々で受けたとき、すぐ紅本恵子を使うのだと判った。 半村良『魔女街』より引用
  • この事件は内々のうちに行なわれたことではあるが、多くの者が知っていた。 新田次郎『武田勝頼(一)』より引用
  • 警察沙汰にせず、内々に処理された暴力行為が店内で何度も起きていた。 吾妻博勝『新宿歌舞伎町 新・マフィアの棲む街』より引用
  • こっちも内々それに目星をつけたので、半七はすぐに受け合って帰った。 岡本綺堂『半七捕物帳』より引用
  • 買ってくれないかと依頼されて、つい父親に内々で金を用立ててしまった。 平岩弓枝『御宿かわせみ 33 小判商人』より引用
  • 人には内々だったが官舎の二階で校正もすれば発送の宛名をさえ書いた。 柳田国男『予が出版事業』より引用
  • ただ、内々で少し話したいことがあるが、君の都合を知らせてもらいたい。 夏目漱石『それから』より引用
  • 彼らはそれを内々認められた追加給として家のかまどまで運んだのだ。 良知力『向う岸からの世界史 ―一つのの四八年革命史論』より引用
  • 海老塚が逮捕されているうちは、と、彼は内々心に安んじていた筈だ。 坂口安吾『不連続殺人事件』より引用
  • 事件の事は外部にもれず、遠野家の親戚たちによって内々に処理された。 奈須きのこ『月姫 翡翠 true.txt』より引用
  • 内々で伊太夫が何というか、それを聞いてみたいような口吻くちぶりであります。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 何でもあなたがこの事件に内々でたずさわっておられると聞いたといっておりました。 クリスティ/松本恵子訳『アクロイド殺人事件』より引用
  • 蛭山の死を内々に処理しようと思えば、ここで警察を呼ぶわけにはいかない。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • 実は、これまで内々小あたりにあたつて見たと言ふ口かね、お身も。 折口信夫『死者の書』より引用
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