具合をたしかめ

17 の用例 (0.00 秒)
  • するとブランセンが手伝ってソロの武器入れの具合をたしかめながらいった。 ナポレオン・ソロ・シリーズ『15 スラッシュ株式会社』より引用
  • 駆け寄って怪我の具合をたしかめ、ひどいようなら珠の力が及ぶか、試してみる。 小野不由美『十二国記 02 月の影 影の海(下)』より引用
  • 石をいくつもほうりこみ、火の具合をたしかめて、また薪をたした。 小松左京『夜が明けたら』より引用
  • 彼は挿弾子のはめこみの具合をたしかめていたその途中の手を止めて、大きな目を向けて、私を睨みつけながら答えた。 胡桃沢耕史『旅券のない旅』より引用
  • 大倉はひざの上に置いたバッグの中のM586をとりだして握り具合をたしかめていた。 半村良『ラヴェンダーの丘』より引用
  • 少年の手から竿を取り、指でもちの具合をたしかめた。 平岩弓枝『御宿かわせみ 23 源太郎の初恋』より引用
  • 私は滝川先生の酔い具合をたしかめながら尋ねた。 半村良『聖母伝説』より引用
  • これだけ細心の準備をして、そのうえ具合をたしかめてから、フォン・ボルクはやっと日にやけたその鷲のような顔を客に向けた。 ドイル/延原謙訳『シャーロック・ホームズの最後の挨拶』より引用
  • 女主人はティーポットの蓋をとり、香りを嗅ぎ、葉の開き具合をたしかめてから、それを二つのティーカップにそろそろと注いだ。 村上春樹『1Q84 BOOK1』より引用
  • 秋子が自分の姿を鏡に映して、きもののひだの具合をたしかめながら描いていると、 「若様がお帰りにございます」と小間使いがふすまの外から声をかけた。 酒井美意子『ある華族の昭和史』より引用
  • おまえは、驚きを隠そうともせず、そんなことになった原因をたしかめようとして、手提げを持ち上げ底からのぞいてみたり、口金の具合をたしかめてみたり、どうにも納得がいかないという表情で、小さな視線を、ぼくにあずけるようにした。 安部公房『他人の顔』より引用
  • さらに、よく、細引の具合をたしかめていた三次は、つとそれにすがって、舟べりを蹴った。 柴田錬三郎『続 江戸群盗伝』より引用
  • 凶器に使用した薪用の割木のことだって、検証調書に記載している通り、本人がこれです、これですと取り出して、握り具合をたしかめ、五、六度も振って、これに間違いありません、節目にも見覚えがあるとか、指紋が付いているはずだから調べてくれとか、こっちが訊きもしないことを愛想よくしゃべるんですよ。 松本清張『火神被殺』より引用
  • 傑は紙袋を足許に置くと、不揃いの籐椅子から一脚を択び、具合をたしかめてから腰を降ろした。 矢作俊彦『東京カウボーイ』より引用
  • 青年時代のコロンブスに扮したバローが、役者たちと打ち合せをし、帆の具合をたしかめ、オーケストラの指揮者に眼くばせをし、いそがしげに舞台を走りまわる。 芥川比呂志『決められた以外のせりふ』より引用
  • そうして、手を打ち払い、黒い蝶ネクタイの具合をたしかめ、小さいせき払い一つ、軽やかに身をひねって、皿を捧げ、娘の前へおいた。 田辺聖子『ヨーロッパ横丁たべあるき』より引用
  • 秋津の指はハイレグのショーツの上から、須磨子の陰阜いんぷの高まり具合をたしかめ、クレバスのあたりをゆっくりと、愉しむように上下している。 南里征典『鎌倉誘惑夫人』より引用