具合をしらべ

10 の用例 (0.00 秒)
  • 彼は、眼鏡とカンテラをなおすりつけて、鉱脈の走り具合をしらべた。 黒島伝治『土鼠と落盤』より引用
  • 朝のうちに切穴のふたを開け、具合をしらべた。 皆川博子『旅芝居殺人事件』より引用
  • いったんその木に達すると、まわりの森の具合をしらべてみて、最も多い薪の方角にその木をきり倒した。 ロンドン/山本政喜訳『白い牙』より引用
  • 自己認識のゆがみ具合をしらべたかった。 多島斗志之『症例A』より引用
  • 妹が、眼を泣き腫らしてかえってくると、兄は焼却炉から、赤くやけた石をとり出してやけ具合をしらべている所だった。 小松左京『夜が明けたら』より引用
  • そこで余は、あのように遅く、それに、あのように長い間、水を出していたことを詫び、水槽の具合をしらべておいてもらいたいと、つけ加えた。 セイヤーズ/小山内徹訳『ピーター卿乗り出す』より引用
  • そしてあわてるように身を動かして、貞世の頭の氷嚢ひょうのうの溶け具合をしらべて見たり、掻巻かいまきを整えてやったりした。 有島武郎『或る女』より引用
  • ホームズはドアのところへいって、彼一流のめんみつさでじようの具合をしらべていたが、内がわからかぎ穴にさしてあったかぎをぬいて、それをもあらためた。 ドイル『入院患者』より引用
  • 尾の形、背の線、尾の根元の曲り具合をしらべ、欠陥のあると思われる稚魚を小さな網にすくって大きなたらいに落していった。 吉村昭『羆』より引用
  • 笙子は、ロディの脇に腰を下ろし、ひとしきり、伸二の存在を忘れたように、こまめに傷の具合をしらべたり、ささやきかけたりした。 皆川博子『水底の祭り』より引用