具合よく

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  • そしてまたそのような時には具合よく、一度に二匹浮いてきたりもするのである。 筒井康隆『原始人』より引用
  • 私たち三人は丁度具合よくくだけない中に波の脊を越すことが出来ました。 有島武郎『溺れかけた兄妹』より引用
  • それがちゃんと具合よくいってるのだから分らない。 長谷川時雨『マダム貞奴』より引用
  • だが彼を首藤殺しの犯人の位置におくと、まことに具合よく納まるのである。 森村誠一『凶通項』より引用
  • などと説明や弁解が合いの手に入って話題は二人の間で具合よく豊富になった。 平岩弓枝『女の四季』より引用
  • チムニーの出口は具合よくなっていたので楽に上の広い草の生えた台地に出る。 小川登喜男『一ノ倉沢正面の登攀』より引用
  • その椅子というのが、窓の外の世界で行われていることがなんでも見えるような位置に具合よく置かれているのだ。 クリスティ/赤冬子訳『三幕の殺人』より引用
  • いずれにしても、段どりは具合よく運んでいるのじゃないか。 石原慎太郎『化石の森』より引用
  • 悪いといってしまえばそれまでだが、いいとおもえば本当に具合よくいっている。 堀辰雄『大和路・信濃路』より引用
  • そしてそれを具合よく両方にひらかせて、わたしの頭の上の方へすえつけたのです。 ミュッセ/山本泰三訳『ガミアニ夫人』より引用
  • 二人は具合よく階段の下で出会った。 横溝正史『恐ろしき四月馬鹿』より引用
  • おいやでございませんでしたら、あなたはそこでなかなか具合よくおやすみになれますよ。 ボッカッチョ/柏熊達生訳『デカメロン(上)』より引用
  • 奥まった席ではなく、通り路のまわりに具合よく配置されている。 林真理子『ロストワールド』より引用
  • あの三人を具合よく始末するためには、これくらいの苦労はやむを得んではないか。 山田風太郎『警視庁草紙(下)』より引用
  • こういうふうに、人間の仲間はみんな、とても具合よく組み立てられているんだ。 チャペック/小川浩一『ダアシェンカ』より引用
  • そのほうが、おれも元気が回複して、子供を相手にするのに具合よくなってるだろうから。 ブラウン『天の光はすべて星』より引用
  • あれを肉の方へ残さず、といって骨の方へ肉をつけずに、具合よく裂くということがなかなか容易でない。 北大路魯山人『美味放談』より引用
  • 悪いといつてしまへばそれまでだが、いいとおもへば本当に具合よくいつてゐる。 堀辰雄『辛夷の花』より引用
  • 忘れたい過去を具合よく忘れる為、めいめい勝手な努力を払って来た結果である。 小林秀雄『考えるヒント 4 ランボオ・中原中也』より引用
  • 大体この人の口もとはあまえびを食べるのにまことに具合よく出来ているのだ。 上坂冬子『おんなの一人旅』より引用
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