具える

全て 動詞
74 の用例 (0.01 秒)
  • 観音がそなえている大きい力を、そのような形に於て示しているのである。 井上靖『星と祭上』より引用
  • しかし意識現象はいかに単純であっても必ず観念の要求を具えて居る。 西田幾多郎『善の研究』より引用
  • フランスの啓蒙主義は全く政治的な実質を具えていたと云わねばならぬ。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
  • のみならずどれも一本ごとに丁度僕等人間のように前や後ろをそなえていた。 芥川竜之介『歯車』より引用
  • この娘の話はやはりそれだけの大きさをたしかに具えているのです。 矢川澄子『兎とよばれた女』より引用
  • 色彩いろのない白毛という強力な証明あかしそなえている事実に、すべてをけて。 古川日出男『アラビアの夜の種族2』より引用
  • 貴僧は、お坊さまのふうというよりは、武士のふうをおそなえでございますな。 ハーン/斎藤正二訳『怪談(完訳)』より引用
  • 体色は茶褐色で尻に呼吸器を具えるが、タイコウチのように長くはない。
  • 道徳は命令の性質を具えている、その命令は絶対的でなければならぬ。 三木清『哲学入門』より引用
  • どれほどの跳躍力を持とうが、空中で翼をそなえた鳥にかなうはずがない。 千葉暁『アルス・マグナ3 大いなる秘法 碧眼の女神』より引用
  • のみならずどれも一本ごとにちょうど僕ら人間のように前や後ろをそなえていた。 芥川龍之介『或阿呆の一生・侏儒の言葉』より引用
  • おサイセンやお花があがっている代りに努力賞というものが具えてあった。 坂口安吾『安吾巷談』より引用
  • 骨格は偶蹄類とクジラの双方の特徴が混在したような形態を具えている。
  • 小さな多数の歯を具えており、魚食性であったと推定されている。
  • 形式をそなえない断りを云われたと解釈した僕はしばらくしてまた席を立った。 夏目漱石『彼岸過迄』より引用
  • 不幸にして兄は今自分が嫂について言ったような気質を多量にそなえていた。 夏目漱石『行人』より引用
  • 不幸にして兄は今自分が嫂について云ったような気質を多量に具えていた。 夏目漱石『行人』より引用
  • 殊に作家を煽動して小説や戯曲を書かせることには独特の妙を具えていた。 芥川竜之介『滝田哲太郎氏』より引用
  • 私の意欲がまだ充分に全精神を貫くだけの力を具えてゐないためか? 坂口安吾『狼園』より引用
  • 文章が得意であったが実務に当る見識や才能も具えていたようである。 内藤鳴雪『鳴雪自叙伝』より引用
  • 次へ »

具える の使われ方