兵隊服を着

13 の用例 (0.00 秒)
  • 学生の服装はまちまちで、兵隊服を着ている者もいれば学生服を着ている者もいる。 吉村昭『法師蝉』より引用
  • あれはあのとき巡査姿ではなく、七蔵そっくりの兵隊服を着ていた。 山田風太郎『ラスプーチンが来た 山田風太郎明治小説全集11』より引用
  • それから、三人目の兵隊服を着た男をつかまえて投げ飛ばしました。 ガボリオ/松村喜雄訳『ルコック探偵(上)』より引用
  • わたしは古い鳥打帽に、復員のときにもらった兵隊服を着ていた。 松本清張『火神被殺』より引用
  • 米屋が兵隊服を着ていたからだ。 三好十郎『冒した者』より引用
  • その人は胡麻ごま塩頭を丸坊主にして、軍隊からの払い下げらしい、カーキ色の兵隊服を着ていた。 横溝正史『金田一耕助ファイル01 八つ墓村』より引用
  • 空が光って青いとき、黄いろなすぢの入った兵隊服を着て、大手をふって野原を行くのは、たれだっていゝ気持ちです。 宮沢賢治『葡萄水』より引用
  • そのようにして僕が見た盂蘭盆会の行列のうち、もっともめざましい変化として記憶に残っているのは、戦争中のある夏突然に、兵隊服を着た「御霊」たちがあらわれたことである。 別役実『犯罪症候群』より引用
  • 高級参謀が殺されてから、伊原の妻寿子が捜査側の問いに、高級参謀は迎えに来た兵隊と一しょに出て行ったと証言したのは、もとより虚偽だが、しかし、それは、彼女自身が夫から渡された兵隊服を着て、高級参謀のうしろから歩いてゆく場面を誰かに目撃されると、予想しての答えだったのだ。 松本清張『絢爛たる流離』より引用
  • 兵隊服を着、戦闘帽をかぶった男が、激しい見幕で坊主刈りの男に荒い声を浴びせかけている。 吉村昭『東京の戦争』より引用
  • なにしろあまりとっさのことで、詳しいことはわかりませんでしたが、ええ、そう、たしかに兵隊服を着た男でした。 横溝正史『金田一耕助ファイル05 犬神家の一族 v0.9』より引用
  • では、柳原高級参謀は、なぜ、夜間淋しい百済の古寺に兵隊服を着た、伊原の妻を伴れて行ったのだろうか。 松本清張『絢爛たる流離』より引用
  • 何一つうまいものを食わしてもらえず、逆境におかれて今日まで来ただけに、内臓そのものは強健だったが、痩せこけて、このまま兵隊服を着たら針金細工の兵隊である。 花登筐『あかんたれ 土性っ骨』より引用