兵卒等

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  • 成程氏郷の兵卒等は知らなかったろうが、氏郷が知らなかったろうとは思えぬ。 幸田露伴『蒲生氏郷』より引用
  • スーラーブは、迷信深い兵卒等のように、ガワが仮にも悪魔に殺されたなどということは思いもしなかった。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • 夫や兄弟や従兄弟いとこのことを心配顔な留守居の婦女おんな、子供、それから老人なぞが休息する兵卒等の間を分けて、右にも左にも歩いていた。 島崎藤村『新生』より引用
  • 町々の婦女おんなは出て兵卒等をねぎらおうとした。 島崎藤村『新生』より引用
  • 眼の下に動く兵卒等の軍帽を包んだ紺のきれや、防寒用の新服はいずれもひどく汚れて、風雪の労苦が思いやられた。 島崎藤村『新生』より引用
  • ルスタムの重荷に思うのは、自分に迷信的な威力をあずけている、無智な兵卒等の擾乱であった。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • 高地の裏から疎らな樹林をとおして射す澄んだ日光で、草の葉の露はかがやき、絶間なく動き廻る兵卒等の腰に短剣のつかがキラキラした。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • 大きな燎火が、澄んだ曠原の夜の空を一部分ボーッと焦している下で、兵卒等はぐるりと幾つもの円い輪に坐り、てんでに果物酒と堅焼煎餅とを前に置いて、喋り、笑い、或る者は、歌を謡った。 宮本百合子『古き小画』より引用
  • 兵卒等 牆 《しよう》へき聳ゆる 堅固なる城塁よ。 ゲーテ/森鴎外訳『ファウスト(上)』より引用
  • よって、警備隊全体では、将校12名、下士25名、兵卒等193名、各部31名の総計261名、乗馬2匹が定員となっていた。
  • 兵卒等 牆壁しょうへき聳ゆる 堅固なる城塁よ。 森鴎外『ファウスト』より引用