共鳴者

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  • 書くことによってせめて、共鳴者を、私のほか一人でも増して置き度い。 岡本かの子『宝永噴火』より引用
  • 僕は先づ機会ある毎に自分の意見を発表し、有力な共鳴者の出現を待つてゐるのである。 岸田国士『新劇運動の一考察』より引用
  • 父スヴェン・ボルベアは劇作家で、ナチの共鳴者として知られていた。
  • 私はこうしてふたりの共鳴者をえて、すっかりトリックの鬼と化してしまった。 横溝正史『金田一耕助のモノローグ』より引用
  • 満川亀太郎はこの書に共鳴し、過日死去するまで生涯兄の共鳴者となった。 豊田穣『革命家・北一輝』より引用
  • 近頃では表現派が多少の模倣者乃至共鳴者を生んだことは明かな事実である。 岸田国士『過渡時代』より引用
  • この間隊内大いに動揺し、ぞくぞくと伊東派への共鳴者が出た。 司馬遼太郎『燃えよ剣 02 (下)』より引用
  • 同じく西郷共鳴者として入獄していた熊本の志士高田あきらの追懐談にいう。 山田風太郎『警視庁草紙(下)』より引用
  • それゆえ、これほど多くの共鳴者を集めることができた提案は、かつてなかったと言うことができる。 ヴェルヌ/鈴木力衛訳『月世界旅行』より引用
  • 結局、その闘いは、隊内に共鳴者を得られないまま、踏みにじられてしまった。 森村誠一『黒い墜落機(ファントム)』より引用
  • 自分の信仰や信念を、もっと大勢の人たちにきいてもらって、大勢の共鳴者や信者を獲得しようとは思わないのかい? 小松左京『さよならジュピター』より引用
  • 長谷部潤という大きな共鳴者は得たものの、結局、彼の視野にもなにもなかった。 森村誠一『日蝕の断層』より引用
  • なぜ先生かと申しますと、彼は一流のファシズムを信奉しており、その共鳴者が七人いました。 坂口安吾『裏切り』より引用
  • 活動家の多くは政治党派の学生組織に属しているか、その共鳴者が多いが、政治党派とは距離を置き運動を担っている学生も存在する。
  • もっとも法本の事務所に働いている人たちは七人の共鳴者のうちの何人かですから、彼も八人目の共鳴者になってその事務所で働かせてもらいたい下心によるもののようでしたが、法本は彼を共鳴者と認めてくれぬ由です。 坂口安吾『裏切り』より引用
  • これに関して、某紙上に共鳴者が現れたことは、作者のよろこびとするところであった。 海野十三『『十八時の音楽浴』の作者の言葉』より引用
  • その後、世界各地に支部を設立し、共鳴者を集めている。
  • 日本の社会は、言葉の完全な意味でのブルジョア革命を経ていないという一応は尤もな理由から、このグループの「近代」の主張はある程度の共鳴者をもっている。 宮本百合子『今日の日本の文化問題』より引用
  • そして工場内の労働者はそのビラが工場内でどのような反響を起したか、何人の共鳴者があったかを、その晩の研究会での報告者の役目をつとめる。 小林多喜二『工場細胞』より引用
  • 駒井の学識に尊敬を払っているにしても、本当の共鳴者は、お松を除いて、いないのではないか。 今村仁司『「大菩薩峠」を読む ―峠の旅人』より引用
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共鳴者 の使われ方