共鳴する

361 の用例 (0.01 秒)
  • 受話器はまるでその声に共鳴するかのように私の目の前で揺れ続けていた。 大崎善生『孤独か、それに等しいもの』より引用
  • 諸君もこれならきっと共鳴してくれるだろう、そう僕は信じていたのだ。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • 僕の泣き声はその母の乗る原付きの車体を揺らすエンジン音と共鳴した。 尾崎豊『普通の愛』より引用
  • 彼女がわたしと同じ二十九歳だとわかって、共鳴したのかもしれない。 新津きよみ『女友達』より引用
  • まさにその要求に応じたポワロは、共鳴するように微笑してうなずいた。 クリスティ/松本恵子訳『青列車殺人事件』より引用
  • ポローニヤスは、それに共鳴したという形になっているのでございます。 太宰治『新ハムレット』より引用
  • あと六ヵ月の間に、彼と彼女の美学が共鳴し合うことができるだろうか。 米澤穂信『秋期限定栗きんとん事件〈下〉』より引用
  • このような考えからも自分はマッハの説により多く共鳴する者である。 寺田寅彦『物理学と感覚』より引用
  • これにより、社会体制だけでなく芸術分野にも共鳴する動きが現れ始める。
  • 医師志願の青年が理想に共鳴して銃をとるのとはわけが違っていた。 三好徹『チェ・ゲバラ伝』より引用
  • 中には、単にその宗教思想に共鳴して入信しただけの者もいるだろう。 ジョン・ヴァーリイ『バービーはなぜ殺される』より引用
  • まげられる割合に大きな山があるわけで、これは共鳴する山と呼ばれる。 片山泰久『量子力学の世界』より引用
  • ぼくは自分の声を発しながら、それが他の声と共鳴するのを感じた。 眉村卓『不定期エスパー5』より引用
  • 破壊的であると同時に破滅的なものなら、彼なりに共鳴したかもしれない。 篠田節子『カノン』より引用
  • それほど日本人はこの様式の背後にある体験に共鳴したのである。 和辻哲郎『古寺巡礼』より引用
  • それをなんとかしなければという、レーニンの意気に共鳴したのである。 星新一『きまぐれフレンドシップ PART2』より引用
  • 彼は、その反抗に共鳴したものの、同時に何か困惑めいたものも感じた。 フィッツジェラルド/守屋陽一訳『雨の朝パリに死す』より引用
  • 骨の内側に共鳴した音が形を失った臓腑ぞうふに吸収され、嫌な音をたてる。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • 西の諸藩のなかで最も早く「尊皇攘夷」に共鳴したのは、福岡藩だった。 星新一『明治・父・アメリカ』より引用
  • その小さな部分的振動に全体が共鳴する危険が、突然あらわれてきた。 小松左京『果しなき流れの果に』より引用
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共鳴する の使われ方