共に

全て 副詞
18,410 の用例 (0.02 秒)
  • 共に明治三十年代のことで、人はまだ日露戦争を知らなかった時である。 永井荷風『葛飾土産』より引用
  • もしそうならば、それは前の命題と運命を共にして倒れなければならぬ。 吉田秀夫『人口論』より引用
  • 勝楽という師の僧が共に土着したことは系図によって知りうるのである。 坂口安吾『安吾の新日本地理』より引用
  • 現在右の窓のカーテンも左の窓のそれも共にいっぱいに開かれていた。 海野十三『地獄の使者』より引用
  • 私と長い旅を共にした風景画は間もなく私の手を離れるまでになつた。 神西清『恢復期』より引用
  • そして眼から来る印象は知らず識らずのうちに私共に深い印象を与えます。 兼常清佐『レコード蒐集』より引用
  • 三町はけだし遠い道ではないが、身体からだも精神も共にいたく疲れて居たからで。 泉鏡花『星あかり』より引用
  • が、彼の近所にはその満足を共にすべく、一人の若者も見当らなかった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
  • 悪魔に地歩を与えたことは、与えられた者も、与えた者も共に不幸です。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 光りの中に出ることも眼をつぶることも、共に恐ろしいような気がした。 豊島与志雄『反抗』より引用
  • ちやうけだとほみちではないが、身體からだ精神せいしんともいたつかれてたからで。 泉鏡花『星あかり』より引用
  • 由来浮世絵と西洋画とは共に写生を主とする点において相似たる所あり。 永井荷風『江戸芸術論』より引用
  • 共に娯しむ娯楽というところに演劇の一番本質的な意味があったのです。 岸田国士『俳優倫理』より引用
  • 君の質問の第一と第二とは共に同じテーマの上に行われたんだ。 浜尾四郎『殺人鬼』より引用
  • 彼と共に出かけ、彼と共に家にいる、それが彼女の一番大事な仕事だった。 ユゴー・ヴィクトル『レ・ミゼラブル』より引用
  • 彼女は叔父と共にある時ばかり、彼女の若い生命いのちを楽むかのように見えた。 島崎藤村『新生』より引用
  • 彼が愛を理想とすれば、彼とこの理想を共にせぬ者との間に罅隙が出來た。 阿部次郎『三太郎の日記 第二』より引用
  • そしてそれは又空間が主観と客観とを共に同時に可能にするからであった。 戸坂潤『範疇としての空間に就いて』より引用
  • お互いに職業は違いますが、共に仕事には熱心で話もよく合いました。 高村光雲『佐竹の原へ大仏をこしらえたはなし』より引用
  • このふるい街道筋と運命を共にする土地の人たちはまだ何も知らない。 島崎藤村『夜明け前』より引用
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