公子と花世

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  • 公子と花世は蒼くなって眼を見あわせ、たがいの思いを通じあった。 久生十蘭『無月物語』より引用
  • 予期されたように公子と花世もいっしょに行くことになり、檳榔毛びろうげの車に乗って、まだ露のあるうちに邸の門を出た。 久生十蘭『無月物語』より引用
  • 公平な立場に立てば、公子と花世に罪があるかどうか容易に判定しかねるような性質のものだったから、当然、この二人は寺預けか贖銅しょくどうぐらいですむはずだと、誰もみな安心しきっていたのである。 久生十蘭『無月物語』より引用
  • 公子と花世姫の真影は光長の弟子の光実みつざねが写している。 久生十蘭『無月物語』より引用
  • 八坂のていに着くと、泰文は公子と花世をつれ、谷と谷との間に架けられた長い橋廊下をわたり、なぞえのうえにある細殿へ行って、眼の下の墓を見おろしながら酒盛をはじめた。 久生十蘭『無月物語』より引用