全然

全て 副詞
15,749 の用例 (0.03 秒)
  • 彼女達はこの意味に於て全然解放されていると云ってもいい。 夢野久作『東京人の堕落時代』より引用
  • こうした転地の費用のことはお父さんは全然心配する必要はないはずだね。 原田義人『城』より引用
  • 多くの観客はもう全然見物していないで、両眼を閉じて砂のなかに寝ていました。 原田義人『流刑地で』より引用
  • 「どうしたんだ、全然学校に出てこんで」ぼくは思わず大きな声をあげた。 佐野良二『闇の力』より引用
  • しかし、趣味というものが全然なくなってしまうとは考えられない。 岸田劉生『新古細句銀座通』より引用
  • が、彼女の体温はその皮膚の外には全然発散されないものの様だつた。 神西清『青いポアン』より引用
  • 向うでは、彼が近づいてくるのに全然気がつかないようであった。 海野十三『英本土上陸作戦の前夜』より引用
  • 指してから全然考えずにやッちゃったのに気がついた始末ですよ。 坂口安吾『桂馬の幻想』より引用
  • のみならず、この人の生活に近い生活を書いた小説には全然興味を持つてゐない。 芥川竜之介『小説の読者』より引用
  • ヘーゲルの意味と俺の意味と全然相蓋うてゐぬことは云ふ迄もない。 阿部次郎『三太郎の日記 第一』より引用
  • こういう証明書の型は父から伝えられていて、全然文句をつけられないものです。 原田義人『審判』より引用
  • 全然、芸術に縁のないような表情の、番頭さんみたいな四十男もいる。 太宰治『正義と微笑』より引用
  • 少くとも僕などのそんなことを全然知らなかつたのは確かである。 芥川竜之介『二人の友』より引用
  • 社会組織の特徴もまた同じで、それが全然個人組織に超駕する所以である。 石川三四郎『社会的分業論』より引用
  • しかしまた、全然彼の言うことに耳をかしていないようにも思えた。 原田義人『審判』より引用
  • どちら様でも、今日は全然お見かけしないつておつしやいましたわ。 岸田国士『荒天吉日』より引用
  • 船長はこれが苦労の仕納めだとは全然思っていないようであった。 ドイル・アーサー・コナン『世界怪談名作集』より引用
  • しかしやはりこの標準にも全然例外のない訳ではなかつた。 芥川竜之介『大導寺信輔の半生』より引用
  • この本には人体について書いてあるが、わしには全然わからんのだ。 チャペック・カレル『RUR』より引用
  • のみならずそう云う心の変化が、全然彼には気にならなかった。 芥川竜之介『素戔嗚尊』より引用
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