全然無関心

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  • しかも自分は、この皮肉が、菊池さんの心に与える影響など全然無関心であった。 山田風太郎『戦中派虫けら日記』より引用
  • あの人は私の命のことを実際そんなに全然無関心なの? エミリー・ブロンテ/大和資雄訳『嵐が丘』より引用
  • 雀がどこで何をしようと、全然無関心の様子を示してゐる。 太宰治『お伽草紙』より引用
  • 彼は私たちの嘲罵ちょうばをうけても全然無関心であった。 ミラー/大久保康雄訳『南回帰線(上)』より引用
  • 連絡ということについては全然無関心で、昔ながらの不便を当然としているようだ。 坂口安吾『明日は天気になれ』より引用
  • 周囲に全然無関心のようだった。 豊島与志雄『絶縁体』より引用
  • それは声援を送っているようにも思えたり、又全然無関心に眼の前の見世物を見物しているのだとも見えた。 島尾敏雄『出発は遂に訪れず』より引用
  • それに反して三ちゃんは全然無関心だった。 横溝正史『夜の黒豹』より引用
  • 彼にとっては、自分が仏蘭西人であろうと、独逸人であろうと、全然無関心であった。 レニエ『燃え上る青春』より引用
  • れて、こちらからカマをかけてみたが、全然無関心である。 山田風太郎『伊賀の聴恋器』より引用
  • オルロフは、自分の父の政治的活動に対しても全然無関心で、まるでそんなことなど耳にしたこともないか、あるいはまた、父親などはとうの昔に死んでしまった人のような顔をしていました。 チェーホフ/中村白葉訳『チェーホフ短編集「無名氏の話」』より引用
  • 全然無関心に生き通せるものかといへば、どつこい決してさうは問屋で卸しませんよ。 坂口安吾『狼園』より引用
  • 流しで洗濯している左隣のめかけに、彼は同宿人の取沙汰とりざたなどに全然無関心な言葉をかける。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • 諸君は、あるいは彼の芸術を好まないかもしれないが、全然無関心であることは、ほとんど不可能であろう。 モーム/中野好夫訳『月と六ペンス』より引用
  • 復員者ふうの男の話すこの物語から、彼がなんらかの感動をうけているのか、それとも全然無関心なのか、その表情からは少しもわからなかった。 横溝正史『殺人鬼 他三篇』より引用
  • かの女達は政治にたいして全然無関心である。 ラッセル/日高一輝訳『幸福の獲得について』より引用
  • だから、彼女のことには全然無関心だったが、それにもかかわらず、あんたにしかできないといって頼まれた以上、彼女の望む寛大な勤めをはたしてやろうと決心した。 カザノヴァ/田辺貞之助訳『カザノヴァ回想録 第一巻』より引用
  • かつて彼を熱中させ、彼を楽しませ、又は苦しませた事物が、今では彼には全然無関心になって行くのだった。 レニエ『燃え上る青春』より引用
  • 小夜子が、石上を見て冗談に言った一言が、そういうことに全然無関心であるだけ無防備な珠子にどんな大きな影響を与えたか、はかり知られぬものがあった。 平林たい子『うつむく女』より引用
  • 少なくも、真黒な指のあとをつけている人は、名札の汚れなどという事には全然無関心な人であるというくらいのことは云われそうである。 寺田寅彦『雑記帳より(Ⅱ)』より引用