全然正反対

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  • もっともその後、ほかの者のときには全然正反対の結果も生じた。 モンテーニュ/関根秀雄訳『モンテーニュ随想録抄』より引用
  • ところが、意外な出来ごとのために、豹一は全然正反対の気持になってしまった。 織田作之助『青春の逆説』より引用
  • 全然正反対といってよく、あまりにも対照的なので、時計の三時と九時のようにうっかりすると似ているように見えたりするのです。 色川武大『恐婚』より引用
  • その高次元の精神科学の世界で行われている法則は、唯物世界の法則とは全然正反対と云ってもいい位違うのだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • その高次元の精神科学の世界で行われている法則は、唯物世界の法則とは全然正反対と言ってもいいくらい違うのだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 人は見かけによらぬものという原則に従って、風采の感じと性格の感じとが全然正反対みたような人物が出て来ないと筋の都合が悪いような場合が甚だ多いのであるが、そのような場合でも、そうした矛盾した人物にピッタリと来る名前でなくてはいけない。 夢野久作『創作人物の名前について』より引用
  • ナスターシャ・フィリッポヴナの客間は当のラゴージンには、その一党のものに与えた印象と全然正反対の印象を与えた。 ドストエフスキー/中山省三郎訳『白痴(上)』より引用
  • ほかの芸術が新作新作といって無限にえて行くのとは全然正反対の進化向上の仕方を「能」はして行くので、このような芸術は世界にあまり類例があるまい。 夢野久作『能とは何か』より引用
  • その元になった二つの集団が、実はパラサイトによる淘汰という観点からすると、全然正反対なんですね。 竹内久美子・日高敏隆『もっとウソを! 男と女と科学の悦楽』より引用
  • それは二階の美人画とは全然正反対の風付ふうつきをした少女であったが、それでいてF市界隈は愚か、東京あたりにでも滅多に居ないシャンであろうことが、世間狭い私にも容易にうなずかれた。 夢野久作『鉄鎚』より引用
  • ある問題について、新聞の投書欄などに見られる人々の意見が、実に多種多様、全然正反対のものすら少なくないことに、われわれは驚かされるのである。 海音寺潮五郎『列藩騒動録(二)』より引用
  • 席末から甚だ僭越と思うけれども、学術のためには止むを得ないと思うから敢えて発言するのであるが、私は諸君と全然正反対の意見を、この論文に対して持っている者である。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 同じ記事のなかに海豹あざらし島のオットセイの話も出ていて、これは大山猫とは全然正反対な、生めよ殖せよの極致だった。 島木健作『黒猫』より引用
  • 席末からはなはだ僭越せんえつと思うけれども、学術のためにはやむをえないと思うからあえて発言するのであるが、私は諸君と全然正反対の意見を、この論文に対して持っている者である。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • 而も、作中の人物と、作者その人とは自ら区別あるのみならず、全然正反対の性格、気質、趣味を備へたる場合なかなか多し。 岸田国士『一言二言三言』より引用
  • 彼等はユウモアを欠いてゐるので所謂世俗が解するが如き女とは全然正反対であることを極力弁明せんと務めた。 ゴールドマン・エマ『婦人解放の悲劇』より引用
  • これは法王集権論とも、ローマとも、あなたの御解釈とも全然正反対で、これこそ地上におけるロシア正教の偉大なる使命なのです。 中山省三郎『カラマゾフの兄弟』より引用
  • 全然正反対であります。 尾崎放哉『入庵雑記』より引用