全然根も葉

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  • しかし、寺坂が全然根も葉もないことを書いたとも思われないから、片岡だけが六七月頃に吉田忠左衛門によって加入したのかも知れない。 海音寺潮五郎『赤穂義士』より引用
  • 私が此下宿へ初めて移つた晩、此女が来て、亭主に別れてから自活して居たのを云々と話した事があつたが、此頃になつて、不図した事から、それが全然まるで根も葉も無い事であると解つた。 石川啄木『菊池君』より引用
  • 私が此下宿へ初めて移つた晩、此女が來て、亭主に別れてから自活して居たのを云々と話した事があつたが、此頃になつて、不圖ふとした事から、それが全然根も葉も無い事であると解つた。 石川啄木『菊池君』より引用
  • なぜと云って、井深君の今話して聞かせたのは、便宜上、そして無論揶揄半分の気持も手伝って喋った全然根も葉もない井深君一流の作り噺だったのだから。 渡辺温『嘘』より引用
  • 人間を思索する、人間の世界を思索する、思索だけで間にあふから、どんな細工もきく代りに、実は全然根も葉もない、といふことを、それぐらゐのことに気がつくだけのゴケンソンも御存知ないといふのだから、これはあなた、だまされますよ。 坂口安吾『金銭無情』より引用