全く切り離さ

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  • 構造は能のそれのように、三方の見所からは全く切り離されていた。 夏目漱石『行人』より引用
  • 外の世界とは全く切り離されて生きていた。 野田秀樹『当り屋ケンちゃん』より引用
  • それは、網の目の他の部分とはまるで全く切り離されているように見え、下に向かって傾斜したトンネルの一つを、輝く光の矢のように指していた。 クラーク『都市と星』より引用
  • 彼の性的な生活は、母親から全く切り離されていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • その肉の切り身のもととなった動物がどういう形で育てられ、屠殺されたのか、どのような流通経路によってそのスーパーに運ばれたのかという、さまざまな社会的・経済的リンクを全く知らずに、そうしたリンクから全く切り離された形で消費者の食卓に来ている。
  • 薄ら日のさすぬかるみ道を黒い影のように歩きながら、僕だけが卑俗な因習や、あたりのきたならしい商業主義から全く切り離されているような奇妙な感情を味わっていた。 ウェルズ/石川年訳『透明人間』より引用
  • しかも日本には日本文学の伝統として、近代文学の確立と同時に文学者は一般官吏、実業家、軍人等の社会活動と全く切り離された別個の道或は並行の道或は対蹠をなす道を歩かざるを得ない事情に置かれて来たという事情がある。 宮本百合子『今日の文学の鳥瞰図』より引用