兎角

全て 副詞
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  • 兎角法律制度なんと云うものは 永遠な病気のように遺伝して行く。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • 兎角人間は時の流れに過ぎし日のことを忘れがちなものです。
  • 兎角人は物事を、自分の一番よく知っている知識で解決しようとするものだ。 甲賀三郎『血液型殺人事件』より引用
  • 民心と云うものも女の心と同じ事で、 兎角年の若い奴を贔屓ひいきするて。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • へやに籠つたり、台所へ行つたり、庭に出たり、兎角して日も暮れかかつた。 石川啄木『鳥影』より引用
  • 時々小説のような物を書いて雑誌へ出す事もあるが、兎角とかくの評判もないようである。 寺田寅彦『まじょりか皿』より引用
  • 二人はくじ引きをし、岩間が江戸に出て兎角に挑戦することになった。
  • 今年は如何したものか兎角とかく降り勝で、山登りには不適当な天候であった。 木暮理太郎『黒部川を遡る 』より引用
  • 戦争は兎角とかく両国民の猜疑より生ずるもの猜疑は国際平和の最大の敵である。 大江志乃夫『凩の時』より引用
  • 元来少食なおれは兎角とかく辞退ばかりしなければならないのに弱る程である。 与謝野寛『巴里より』より引用
  • お八重は兎角為造を庇護ひたい思ひにのみ先立たれて意識が混沌してゐた。 小寺菊子『河原の対面』より引用
  • さう云ふことのあるやうに、日本も西洋人が見ると兎角間違ひ易い。 竹越与三郎『日本の真の姿』より引用
  • 兎角余り高等な教育を受けると余計な所へ顔を出したくなる。 森林太郎『鱷』より引用
  • あたりが暗くて静かな時には、兎角重くろしい感じが起るものである。 森林太郎『樺太脱獄記』より引用
  • 併し、次に考えて見たい事は、兎角の論はここで役に立たぬ、と言うこと。 キェルケゴオル/芳賀檀訳『愛について』より引用
  • 一羽の死後、兎角は江戸で一羽流を「微塵流」と称して道場を興していた。
  • 室に籠つたり、臺所へ行つたり、庭に出たり、兎角して日も暮れかゝつた。 石川啄木『鳥影』より引用
  • 編輯局へ入つても、兎角私のフフンと云ふ気持をそそる様な話が出る。 石川啄木『菊池君』より引用
  • 兎角とかくしてうちに、指導役しどうやくのおじいさんから御注意ごちゅういがありました。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • 二人者はこういう折に兎角手数がかかってならぬと申すのじゃ。 佐々木味津三『旗本退屈男』より引用
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兎角 の使われ方