光沢を帯びる

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  • 色は鈍い緑色だが、表面は光沢を帯び、その正体は全く見当がつかない。 ジェイムズ・ブリッシュ『二重人間スポック!』より引用
  • この世の物とも見えないばかりに青いその顔は、酒の為か不思議な金属的光沢を帯びて居る。 村山槐多『殺人行者』より引用
  • 白くやや光沢を帯びた傷の部分は髪が生えていない。 篠田節子『ハルモニア』より引用
  • 見ると彼女の胸がうっすらと汗ばみ、微かな光沢を帯びて膨らんでいる。 吉村萬壱『ハリガネムシ』より引用
  • 葉の表面は革のように光沢を帯び、銀色の葉裏が力強く輝いていた。 唯川恵『不運な女神』より引用
  • その体の大部分は光沢を帯びてつるつるしていたが、背なかの端には鱗がついていた。 ラヴクラフト全集1『01 「インスマウスの影」』より引用
  • なめらかな光沢こうたくを帯び、海かられたかのように丸味を帯びていた。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • 常緑で光沢を帯びた葉と白い花をつけ、鮮やかな赤~紫または黄色の実をつける。
  • 白い絹のパジャマに包まれた丸い肩は、光沢を帯びて輝いていた。 坂東眞砂子『夢の封印』より引用
  • 紫も赤も白も、もっと光沢を帯び、花弁もしなしなしている。 阿刀田高『花の図鑑(上)』より引用
  • それは黒ずんだ赤で、まるで塗り物のような光沢を帯びていた。 アポリネール/須賀慣訳『若きドンジュアンの冒険』より引用
  • 涙に洗はれた顔は、一種の光沢を帯びて、凄艶な美しさに輝いてゐるのであつた。 菊池寛『真珠夫人』より引用
  • 食感は飴よりグミに近く、光沢を帯びた真っ黒な色をしている。
  • そうしてなめらかな泥汁にぬれた土のはだも見る見る生き生きとした光沢を帯びて来るのである。 寺田寅彦『空想日録』より引用
  • 適当な傾きに光を反射させて見た時に一方のはなんとなくがさがさした感じを与えるが、一方は油でも含んだような柔かい光沢を帯びている。 寺田寅彦『蓄音機』より引用
  • 中には、古びて細くすり減り光沢を帯びている小さな狩りの角笛があった。 クーパー『(闇の戦い1)光の六つのしるし』より引用
  • 複眼は鮮やかな金緑色に輝き、胸部も金属光沢を帯びた緑色である。
  • 白い壁面は磨いたように光沢を帯びて、下から反射する水の色がそれへほのかに青く映っている。 木暮理太郎『黒部川を遡る 』より引用
  • 近付くにつれて、林檎の赤が光沢を帯びて眼に映ってきた。 吉行淳之介『技巧的生活』より引用
  • 雄成鳥は頭部が青い光沢を帯びた黒色で、嘴の基部に三日月型の黒斑がある。