光沢のない

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  • 私どもは何時でも光沢のないものばかり見ていますから上等のをしりません。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • それは魚の眼みたいに光沢のない、愚かな、うつろなものではなかった。 ディック/仁賀克雄訳『人間狩り ―ディック短編集』より引用
  • 今はあのあかゞね色の空を蓋ふ公孫樹の葉の、光沢のない非道な存在をも赦さう。 富永太郎『秋の悲歎』より引用
  • 光をはなっているのは、黒人の膝に置かれた光沢こうたくのない金色の金属の箱だった。 ブロック『アーカム計画』より引用
  • 光沢のない黒色の体の中胸背には1対の小さな黄褐色の斑紋がある。
  • 光沢のない長いうぶ毛のようなものが背中にそそけ立っていた。 寺田寅彦『ねずみと猫』より引用
  • 光沢面がある紙なら光沢のない面を肌に当てて用いる。
  • 花のあとに花床が膨らんで光沢のない薄紅色の花床となる。
  • 彼女の髪は一様な光の中で光沢のない銀色に輝いていた。 カヴァン『氷』より引用
  • べたんと足をひらいて坐っているので光沢のない白い膝や大腿部だいたいぶが大きくのぞいている。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • 背中がなんとなく骨立っていて、あまり光沢のないらしい毛の手ざわりも哀れであった。 寺田寅彦『子猫』より引用
  • 光沢のない表示機の製作を得意とする。
  • 当初のNMEは、光沢のない標準的な新聞印刷用紙を用いたタブロイドの形だった。
  • もじゃもじゃの光沢のない頭髪が、乱れた冠毛のように額にかぶさっている。 ジョイス/飯島淳秀訳『若き日の芸術家の肖像』より引用
  • 頭髪かみの真白なうおのような光沢つやのない眼をしていた。 田中貢太郎『蟇の血』より引用
  • 頭髪の真白な魚のやうな光沢のない眼をしてゐた。 田中貢太郎『蟇の血』より引用
  • 光沢のない真珠のついている頭巾ずきんをかぶったユダヤ女の首が、窓からじろじろのぞいていた。 ゴーゴリ/原久一郎訳『隊長ブーリバ』より引用
  • 光沢のない真っ黒な天井に呑み込まれるようにして、階段は途切れてしまっているのである。 綾辻行人『暗黒館の殺人(上)改訂06 02 08』より引用
  • こんな光沢のない、ただの白い色ではない。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • 光沢のない白い道は白さが兇悪でした。 吉田知子『無明長夜』より引用
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