先方の声

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  • 先方の声は切れたが、重一郎は受話器をしばらく耳に当てていた。 松本清張『馬を売る女』より引用
  • がすぐに先方の声が続くかと思われたが、そうではなかった。 松本清張『球形の荒野 新装版(下)』より引用
  • 自然と先方の声を待って対手を確かめる気になった。 松本清張『球形の荒野 新装版(下)』より引用
  • 遭難ぎりぎりのところへ追いつめられていながら、先方の声には警戒がある。 森村誠一『恐怖の骨格』より引用
  • 「だめだ」と言う先方の声が、Kのいるテーブルのところまで、聞こえた。 カフカ/谷友幸訳『城(上)』より引用
  • 長いこと、耳に当てていたが、先方の声が聞こえたので、時刻表を持ってくるように言いつけた。 松本清張『波の塔(下)』より引用
  • 先方の声をきいて、普段は穏やかなダルマの表情が変わった。 石田衣良『アキハバラ@DEEP』より引用
  • 先方の声は、市内電話のように、はっきりと聞こえる。 津村秀介『寝台急行銀河の殺意』より引用
  • 先方の声が急に高くなった。 津村秀介『瀬戸内を渡る死者』より引用
  • 先方の声が言って、ライトが高階に浴びせられた。 森村誠一『恐怖の骨格』より引用
  • 先方の声が聞えると、彼はすぐ受話器を置いた。 半村良『幻視街』より引用
  • 先方の声が警戒している。 森村誠一『新・人間の証明(上)』より引用
  • と、先方の声がまた近く大きく聞えた。 松本清張『事故 別冊黒い画集1』より引用
  • 切るつもりでいると、先方の声はつづいた。 松本清張『球形の荒野 新装版(下)』より引用
  • 英司が名乗りをあげる前に、先方の声がとびこんできた。 赤江瀑『八雲が殺した』より引用
  • が、先方の声はきわめて明瞭に響いてくるので、受話器を持たないジュトルイユにも、その一語一語ははっきりと聞き取れるくらいであった。 ルブラン/保篠龍緒訳『八点鐘』より引用
  • 交換台でその線をつないだ女中は、最初に出た先方の声が「はい、栗山でございます」と云い、女中がご主人さまからですと告げると「ああ、そうですか」と答えたという。 松本清張『証明』より引用
  • 山岡が問題を絞ると、先方の声が低くなった。 津村秀介『寝台急行銀河の殺意』より引用
  • 先方の声がとまどっている。 森村誠一『新・人間の証明(上)』より引用
  • 先方の声はんだ。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用