先方さん

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  • あくまでぼくらみたいな管理部の人間が、先方さんと話合うんです。 夏樹静子『紅い陽炎』より引用
  • それは先方さんのお考えやから、どないされようと構いまへんのです。 内田康夫『斎王の葬列』より引用
  • 先方さんからファッションホテルと書いて下さい、と言われることもあるし。 金益見『ラブホテル進化論』より引用
  • しかし、きちんとした服装をしておかないと、先方さんに悪い印象を与えてしまいます。 高杉良『勇気凜々』より引用
  • こっちはいいが先方さんがどうかと思ってね。 横溝正史『壺中美人』より引用
  • かりに、先方さんの格が上で、八百松さんが下だとしましょう。 森田誠吾『魚河岸ものがたり』より引用
  • 先方さんだってまだご夫婦なんだし、そりゃ事情が事情だから別れることにはなりそうだけど、そうならないことだってあるわよ。 半村良『下町探偵局PART2』より引用
  • 第一、用のあるのは先方さんなのだ。 田辺聖子『イブのおくれ毛 Ⅰ』より引用
  • ここで何かあったのか、どういう成り行きだったのか、先方さんに説明する必要があるんだったら、あたしお手伝いします。 宮部みゆき『模倣犯 上』より引用
  • はっきり言ってしまえば、この商談は君でなければ進めるつもりはないと、先方さんは言うんだ。 森瑤子『女ざかり』より引用
  • なんてことになり、私は愉快であるが、先方さんは困られる。 田辺聖子『女の長風呂 Ⅱ』より引用
  • 先方さんが、あなたの手首のラインにぞっこんでしてね。 西風隆介『神の系譜Ⅵ 竜の時間 神国』より引用
  • お前、先方さんへ直接電話して、おことわりしなさい。 筒井康隆『原始人』より引用
  • すると祖父が乗り出して、それなら誰かを中に立てて、先方さんの意向をうかがってみよう、と言い出しました。 森田誠吾『魚河岸ものがたり』より引用
  • さてこれからお嫁にいかそと思て工場長さんやら何やら、身分不相応なくらいの先方さん、それをこの子はつぎからつぎへ顔も見んうちにことわってしもてからに。 開高健『(耳の物語1) 破れた繭』より引用
  • 金銭をたくさん持っている人はけっしてお得意じゃアないわい、なるほど値打ちのないものであったじゃろけれども、先方さんは僅かな銭に困っておるのじゃろう。 笑福亭松鶴『上方落語100選(1)』より引用
  • 先方さんが、是非、喜んであなたをいただきたい、っておっしゃってる話を伝えて下さったのよ。 小池真理子『仮面のマドンナ』より引用
  • たいした量じゃあるまいし、さっさと書いちまいなさいと言われれば反論の余地はなく、「まあ、あいていることはあいているんですが」と少しだけ弱気の姿勢を示した途端、先方さんは急に明るい声で、「では、こういうのはどうでしょう」と妙案を出してきた。 阿川佐和子『走って、ころんで、さあ大変』より引用
  • それは、先方さん、目が高い。 笑福亭松鶴『上方落語100選(1)』より引用