先方

全て 名詞
3,610 の用例 (0.02 秒)
  • 先方でも僕の言葉が通じなかったと見えて、変な顔をしておられるのさ。 水野葉舟『旅からのはがき』より引用
  • けれども私は小供だからただじっとして先方の云う事だけを聞いていた。 夏目漱石『硝子戸の中』より引用
  • 何か面白い話はないかという先方の要求から世間話として洩らしたのだ。 松本清張『陸行水行 別冊黒い画集2』より引用
  • ですから先方にはいろいろとあなたのことを都合よく云ってあるんです。 松本清張『虚線の下絵』より引用
  • けれども私は子供だからただじっとして先方の言うことだけを聞いていた。 夏目漱石『硝子戸の中』より引用
  • もっと先へよって来ると、来たいと先方からいう人も出来るでしょうし。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • こうなると先方もこの気分を感じて、気のせいか一そう虐待しはじめる。 谷譲次『踊る地平線』より引用
  • 先方が早く着くこともあるし、時間を間違えることもないとはいえない。 諸井薫『男とは何か』より引用
  • わしも会いたくないし、先方だってわしに会う面目があろうはずはない。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • それに先方の連中は、雑多といっても二十数名おり、武装しているのだ。 眉村卓『不定期エスパー7』より引用
  • この時、目の下にある先方の物置の扉が音もなく開いて男が入ってきた。 ルブラン/保篠龍緒訳『813(下)(ルパン・シリーズ)』より引用
  • 先方の都合で昼間は遇えない人が多いだろうし、どうしても夜にかかる。 松本清張『虚線の下絵』より引用
  • 先方でも何か言われたようだが、僕には何と言われたのかよく分らないんだ。 水野葉舟『旅からのはがき』より引用
  • 数分後、ぼくはギャツビーに電話してみたけれど、先方は話し中だった。 フィッツジェラルド・フランシス・スコット『グレイト・ギャツビー』より引用
  • こなたの驚いたのに比較して、先方ははなはだ悠長なものでありました。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • 藩というのが普通だが先方の事だから尊敬して御藩ごはんと云って見た。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • こちらが隠れ場所を見つけないうちに、先方があたしたちを見つけました。 バローズ『火星シリーズ02 火星の女神イサス』より引用
  • どんな女かまだ見もしないし、先方でもまだ誰も見に来ないというのである。 犬田卯『沼畔小話集』より引用
  • これでも仕方がない不足の分は先方むかふの様子を見てからの事とぐ下にりた。 国木田独歩『節操』より引用
  • 私は先方からの連絡があることを予期していたので、すぐに電話をとった。 胡桃沢耕史『旅券のない旅』より引用
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