元来正直

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  • 治安判事は元来正直な男なんだが、自分が首になるのがこわいもんだから何でもかんでもぼくが悪いことにする。 スタンダール/大久保和郎訳『赤と黒(下)』より引用
  • 治安判事は元来正直者なんだが、自分の地位を失いたくないもので、いつでもぼくに不利な判決を下す。 スタンダール『赤と黒』より引用
  • 元来正直なコンラッドには、スミス大尉の蘇生に立ち合いたくない本当の理由がよくわかっていた。 R・エイヴァリー『タンタロスの輪』より引用
  • そうしてそれを学生が質問すると、君の兄さんは元来正直な人だから、何遍も何遍も繰り返して、そこを説明しようとするが、どうしてもわからないんだそうだ。 夏目漱石『行人』より引用
  • 「えらいことになりましたな」本部の実質上の責任者、佐久間刑事部長は元来正直な性格で、憂慮の色を隠そうともしない。 天藤真『大誘拐』より引用
  • そうしてそれを学生が質問すると、君の兄さんは元来正直な人だから、何遍も何遍も繰返して、そこを説明しようとするが、どうしても解らないんだそうだ。 夏目漱石『行人』より引用
  • 兄は元来正直な男で、かつおのれの教育上うそかないのを、品性の一部分と心得ているくらいの男だから、この批評に疑う余地は少しもなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 兄は元来正直な男で、かつおのれ教育上嘘うそかないのを、品性の一部分と心得ているくらいの男だから、この批評に疑う余地は少しもなかった。 夏目漱石『行人』より引用
  • 田舎者いなかものは元来正直だ。 横溝正史『殺人暦』より引用
  • 元来正直者である。 吉川英治『黒田如水』より引用
  • 晩成先生いささかたじろいだが、元来正直な君子くんし仁者じんしゃ敵なしであるから驚くこともない、平然として坐って、来意を手短に述べて、それから此処ここを教えてくれた遊歴者の噂をした。 幸田露伴『観画談』より引用
  • 晩成先生聊かたぢろいだが、元来正直な君子で仁者敵無しであるから驚くことも無い、平然として坐つて、来意を手短に述べて、それから此処を教へて呉れた遊歴者の噂をした。 幸田露伴『観画談』より引用