元来

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  • 元来日本人は音楽と言うものを自ら教えることも知らないのであるから。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 元来犯罪者と云うものは、そう云う点にはあらかじめ用意があるものだからね。 小栗虫太郎『聖アレキセイ寺院の惨劇』より引用
  • われわれの国語は、元来人に聞かせるように作られているものではない。 原口統三『二十歳のエチュード』より引用
  • 元来日本人は音楽と言ふものを自ら教へることも知らないのであるから。 芥川竜之介『侏儒の言葉』より引用
  • 元来諷語ふうご正語せいごよりも皮肉なるだけ正語よりも深刻で猛烈なものである。 夏目漱石『趣味の遺伝』より引用
  • 他のやつは、元来航空兵なんだから相当に射撃には自信があるはずだ。 海野十三『地底戦車の怪人』より引用
  • ドイツ語の精神は、この場合には元来が、或る客観的なものを意味する。 戸坂潤『認識論とは何か』より引用
  • 元来が肉の多い方だったので、この変化が代助には余計目立って見えた。 夏目漱石『それから』より引用
  • 僕は元来活動写真といふものを、それほど研究的に観てはゐなかつた。 岸田国士『「ゼンマイの戯れ」に就いて』より引用
  • 元来性格とは立体的な内容を平面化さずに取り出すための概念であった。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • 弁証法とは元来、存在それ自身の内部的な必然的構造の機構の名である。 戸坂潤『現代哲学講話』より引用
  • 元来吾々はどこからそのような主客の対立を持ち出して来たのであるか。 戸坂潤『科学方法論』より引用
  • この青年は元来、性格もごく静かで、決して激情的な若者ではなかった。 三上於菟吉『空家の冒険』より引用
  • 元来、戯曲家としての氏の才能は、現実的な物の捉へ方にあるのである。 岸田国士『ラヂオ文学の収穫——「なだれ」』より引用
  • この言はやや人情に近きが如くなれども、元来その家とはいかなる家か。 福沢諭吉『教育の事』より引用
  • 元来或る一定の概念が常識的であり他の一定の概念が専門的であるとは限らない。 戸坂潤『空間概念の分析』より引用
  • 元来、日本の古い信仰では、生と死との区別は、不明瞭なものであつた。 折口信夫『大嘗祭の本義』より引用
  • そのために、元来は美しかるべき手全体が屋守やもりのような感じを与えた。 豊島与志雄『理想の女』より引用
  • 流行の初期にあわてて罹る人は元来抵抗力の弱い人ではないかと思う。 寺田寅彦『変った話』より引用
  • だから文化という近代的概念は元来、近代民主主義的のものだったのである。 戸坂潤『クリティシズムと認識論との関係』より引用
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