僅か五

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  • 三十二年前に僅か五百トンの島廻りの船に乗って着いた港は消えていた。 新田次郎『昭和新山』より引用
  • 下には僅か五六人の男女が口をあけて彼女の狂態を見上げているだけだ。 中島敦『南島譚』より引用
  • 今年も十二三日になるとこの大きな宿に僅か五六人の客がゐるだけでした。 若山牧水『樹木とその葉』より引用
  • わずか五万石の小大名では、仕返しをしたくても出来る道理がないからだ。 隆慶一郎『一夢庵風流記』より引用
  • 人生僅わずか五十年」時代の人間としては天寿を全うしたと言えるだろう。 藤原作弥『聖母病院の友人たち ―肝炎患者の学んだこと―』より引用
  • しかしその彼も僅か五百石を以て幕府の用人柳沢吉保に感激して仕えた。 渡部昇一『新常識主義のすすめ』より引用
  • 登場からわずか五分で、あの春香父を完全に沈黙ちんもくさせてしまっていた。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第02巻』より引用
  • すると、僅か五秒後くらいに、山下が玄関ホール側のドアを開けて現れた。 森博嗣『G 03 τになるまで待って』より引用
  • 私たちから僅か五〇メートルたらずのところに大貯蔵庫があった。 近藤絃一『したたかな敗者たち』より引用
  • 僅か五十分足らずの交渉が、丸一日も続いたように思われてくる。 沢木耕太郎『一瞬の夏』より引用
  • 第三高女を出ていることまで僅か五分間の店先のお喋りで話してゆきました。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • 三国同盟の構想が始まる僅か五年前のことである。 豊田穣『松岡洋右――悲劇の外交官――(上)』より引用
  • 地元から出席するのは僅か五、六人という、ささやかな会合の筈であった。 長部日出『鬼が来た 棟方志功伝(上)』より引用
  • 通信室を占拠せんきょするのにかかった時間はわずか五分ほどだった。 五十嵐雄策『乃木坂春香の秘密 第15巻』より引用
  • とにかく、相手が僅か五六人では、何もこんなに喚くがものはない。 中島敦『南島譚』より引用
  • 従って山口の教会の隆昌は、僅か五六年続いたに過ぎなかった。 和辻哲郎『鎖国日本の悲劇 (後編)』より引用
  • 城兵は僅か五百人だったが、家康の援軍を期待し、容易にくだらない。 桑田忠親『戦国史疑』より引用
  • すなわちカトリーヌは僅か五年前に起こった数々の御出現についてもう何も覚えていないというのだ。 竹下節子『パリのマリア』より引用
  • タルシャンが作った世界秩序はわずか五十年足らずで破綻はたんしてしまった。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • 夫人は急激な尿毒症に襲われ、僅か五時間のわずらいでたおれたのであった。 菊池寛『大島が出来る話』より引用
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僅か五 の使われ方