僅かに二

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  • これは僅かに二句にして三代の移り變りを言ひ現はして居るのであります。 内藤湖南『支那歴史的思想の起源』より引用
  • 翌日になると鶉は大半死んで僅かに二、三羽しか生きていなかった。 蒲 松齢『王成』より引用
  • 奥ゆかしいことに、先生はそこで僅かに二冊の書物にしか触れられていない。 福永武彦『第三随筆集 枕頭の書』より引用
  • 新橋へ着いた時は懐中僅かに二円三十銭と五厘あつた丈けである。 石川啄木『雲は天才である』より引用
  • が、彼等は博士たちの中でもわづかに二人か三人だつた。 芥川竜之介『西方の人』より引用
  • 人生七十を稀なりとして、身の盛なることは僅かに二十餘年なり。 島崎藤村『芭蕉』より引用
  • 僅かに二日の月が都留つるの山のに姿を見せているばかりです。 中里介山『大菩薩峠』より引用
  • とすると、先のアメリカ人男性と合わせて、犠牲ぎせい者はわずかに二人、ということになる。 高橋弥七郎『灼眼のシャナ 0(短編)』より引用
  • そして、それを知っていてくれる者は、僅かに二三人じゃ。 直木三十五『南国太平記』より引用
  • 僕は十年来口語文を作り、一日十枚を越えたることは僅かに二三度を数ふるのみ。 芥川竜之介『病中雑記』より引用
  • 階段は僅かに二段であった。 西風隆介『神の系譜Ⅲ 幽霊の国』より引用
  • 新橋へ着いた時は懷中僅かに二圓三十錢と五厘あつた丈けである。 石川啄木『雲は天才である』より引用
  • 私は生憎ポオの小説を僅かに二三篇しか読んで居なかった。 谷崎潤一郎『潤一郎犯罪小説集』より引用
  • 薩軍の塁に近いのは僅かに二十六米、遠いのでも百米を下らない距離で、作業の困難は一通りでない。 菊池寛『田原坂合戦』より引用
  • しかしながらわづかに二人ふたりてきなかまゐるのでございますから、これがおかほ見納みをさめになるかもれませぬ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 59 20080623』より引用
  • 息子の不行跡を始めとしていくつかの家庭問題があり、抽斎が没したとき家督を相続した成善は僅かに二歳に過ぎなかった。 山崎正和『鴎外 闘う家長』より引用
  • しかし、彼がミドル・テンプルでの講義に出席したのは六年間の在学期間中僅かに二時間だけだったという。 松本清張『小説東京帝国大学(下)』より引用
  • 甥とは言ひながら坊やんの長姉である人の子は坊やんと年齢の差が僅かに二ツ三ツであつた。 飯田蛇笏『秋風』より引用
  • この往来はわづかに二三町だつた。 芥川竜之介『歯車』より引用
  • 当時の鉄砲の有効距離は、僅かに二三十間だつたといはれるが、それにしても槍の二三十倍は届くわけだ。 菊池寛『二千六百年史抄』より引用
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