傾く

全て 動詞
1,265 の用例 (0.01 秒)
  • 彼の同情は明らかにもう一つのグループのものたちのほうに傾いていた。 シムノン/榊原晃三訳『メグレの途中下車』より引用
  • あんまりみんな甲板かんぱんのこっちがわへばかり来たものだから少し船がかたむいた。 宮沢賢治『或る農学生の日誌』より引用
  • 太陽はそろそろ斜めにかしいでいるものの夕方になるにはまだ時間がある。 谷川流『涼宮ハルヒの退屈』より引用
  • 回転軸が傾く向きによって変化の方向が異なり下記のような軌道になる。
  • 少数の力をもってはもうどうにもならないほど時代は傾いてしまっている。 下村湖人『次郎物語』より引用
  • ロマンスが特に歴史的背景をもつものに傾いているということもわかる。 宮本百合子『獄中への手紙』より引用
  • この五角錐の設計は、壁の一面だけをわずかに傾かせてあるのだそうだ。 姫野カオルコ『X博士』より引用
  • むろん机も傾いていたし、この部屋に存在するあらゆる物が傾いていた。 東海林さだお『ショージ君の青春記』より引用
  • 何時まで経つてもちつとも開けて行かない海岸から遠い傾いた町なんだ。 新美南吉『鍛冶屋の子』より引用
  • これ以上洋食に傾かないように気をつけたいものである、とも言われる。
  • 彼の後では、大きな百合の花が互に呼び合っているように、傾いていた。 ロレンス/吉田健一訳『息子と恋人 下巻』より引用
  • もう少し時間がつと、傾いた太陽はそのかげかくれてしまうはずだった。 三上延『シャドウテイカー1 黒の彼方』より引用
  • 波頭から三段も上と思われる辺を船はかしいだまま矢よりも早く走っている。 有島武郎『小さき者へ・生れ出づる悩み』より引用
  • 西洋哲学の思考法を必要とする一方、私は次第に仏教哲学へ傾いていった。 酒井美意子『ある華族の昭和史』より引用
  • ここおいて私等の三人と一人の青年とを加へて四人は人工説に傾いてしまつた。 斎藤茂吉『仏法僧鳥』より引用
  • ここに於て私等の三人と一人の青年とを加えて四人は人工説に傾いてしまった。 斎藤茂吉『仏法僧鳥』より引用
  • その点だけで犯人と決め付けはしねえと思うが、心証的にはクロに傾く。 高橋克彦『即身仏(ミイラ)の殺人』より引用
  • 何方どっちに変るか自分でも分らないような気分が驀地まっしぐらに悪い方に傾いて来た。 有島武郎『カインの末裔』より引用
  • 日はかたむいたがまだ明るさがあたりにただよっている江戸の春の夕暮れである。 大岡信『名句歌ごよみ[春]』より引用
  • 不意にぐらりと頭が傾いたかと思うと、ジャックの身体は膝から崩れた。 縞田理理『霧の日にはラノンが視える4』より引用
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