傾き方

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  • 二人が心身共に愛し合っていたか否かは、至った後の心の傾き方で判る。 森村誠一『分水嶺』より引用
  • それは、異性にむかって取り乱してゆく心の傾き方の前兆と同じだった。 藤堂志津子『熟れてゆく夏』より引用
  • 体の片方だけ重力がなくなってしまったような異常な傾き方だった。 吉田知子『無明長夜』より引用
  • ゆかかべ普通ふつうでないかたむき方をしています。 ジョーンズ『ハウルの動く城02 アブダラと空飛ぶ絨毯』より引用
  • かつて落雷を受けて、こんな奇妙な傾き方をしたものらしい。 金達寿『日本の中の朝鮮文化 03』より引用
  • 健一はなんとなく冴子の言うところの「傾き方」と言う言葉の意味がわかった気がした。 新井輝『ROOM NO.1301 02 同居人は×××ホリック?』より引用
  • まるで燈火が転げ落ちてしまいはせぬかと思われるような、そんな傾き方であった。 井上靖『崖(下)』より引用
  • しかしながら、船の傾き方がひどくなってきたところを見れば、海面がさがっているのは明らかだった。 ヴェルヌ/金子博訳『二年間の休暇(15少年漂流記)』より引用
  • 前川さんを見上げていた頃の俺と首の傾き方が似ているな、と不用意に感じて、脇腹わきばらが痛んだ。 入間人間『電波女と青春男 第07巻』より引用
  • 午後三時を少し回った頃だというのに、日の傾き方が早いというか、あたりにはそこはかとなく夕暮れの気配が漂っていた。 今邑彩『双頭の蛇(「蛇神」シリーズ第3巻)』より引用
  • 鴎外の作品を読んでいちじるしく目につくのは、彼が人間の運命の傾き方について、一貫した独特のイメージを持っていることであろう。 山崎正和『鴎外 闘う家長』より引用
  • ようやく、師匠があらかじめ示していた場所に、前もって説明していたような形と傾き方で、細い月が現われた。 ヘッセ/高橋健二訳『ガラス玉演戯(下)』より引用
  • 多喜の方の身体が妙な傾き方をすると、襠の菊は空に舞って、彼女は踏台を蹴って、地上に転び落ちた。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用
  • 水流すいりゅうと、舟のかたむきき方とで、方向ほうこうがかわっていく。 上橋菜穂子『守り人シリーズ08 天と地の守り人 第一部』より引用
  • 従来の液晶は、液晶の分子を傾けて明暗を調節していたが、見る角度により傾き方が変わり遮断されるべきところで光が通過してしまったり、その逆の状態が起きるために見づらくなってしまう。
  • しかし、ランプのあの傾き方はますますヨナを苦しめます。 メルヴィル/高村勝治訳『白鯨(上)』より引用