傾きかけ

436 の用例 (0.02 秒)
  • 二人は甲板の上の、午後も遅い傾きかけた陽射ひざしの中へと足を踏み出した。 エディングス『エレニア記2 水晶の秘術』より引用
  • 船体が、速度を早めて滑り下りながらも、わずかに左へ傾きかけている。 吉村昭『戦艦武蔵』より引用
  • ちょうど日も傾きかけてきたので、今夜はその林で休む事にした。 ろくごまるに『封仙娘娘追宝録03 泥を操るいくじなし』より引用
  • 徒労の足取りも重く市役所を出ると、ようやく夏の日も傾きかけていた。 森村誠一『新・人間の証明(上)』より引用
  • 畑に一人残された年輝は、日のかたむきかけたコバルト色の空を見上げる。 岩本隆雄『イーシャの舟』より引用
  • このとき、王女の耳が赤くなっていたのはかたむきかけた夕日のせいなんだと思う。 鷹見一幸『アウトニア王国奮戦記 第01巻 でたまか 問答無用篇』より引用
  • ショッピングセンターを出たときには、すでに陽は傾きかけていた。 大野木寛『ラーゼフォン第01巻』より引用
  • いまでは太陽も傾きかけていて、熱の衝撃も、いくらかうすれていた。 スタインベック/大久保康雄訳『怒りの葡萄』より引用
  • あたりが暗いのは、日が傾きかけているからばかりではない。 山本弘/友野詳/高井信『妖魔夜行 深紅の闇』より引用
  • 平壌は午後の時刻になるらしく、陽は傾きかけていたが、快晴である。 深田祐介『暗闇商人(上)』より引用
  • 新之助が又左衛門の屋敷の外に出たときは陽が傾きかけて、塀が長い影をつくっていた。 松本清張『かげろう絵図(上)』より引用
  • 林と崖の間に、かたむきかけた小さな小屋とくずれた炭焼きがまがあった。 光瀬龍『所は何処、水師営 SF西郷隆盛と日露戦争』より引用
  • 特に辻の守備は、巨人に傾きかけた流れを止める絶大な価値があった。 山口瞳『還暦老人ボケ日記』より引用
  • すでにかたむきかけ、黄色い帽子ぼうしをかぶった小学生が集団で下校していた。 乙一『失踪HOLIDAY』より引用
  • 傾きかけた長屋の一番端、ほかのどことも違うところのない造りだ。 宮部みゆき『かまいたち』より引用
  • 左側に池の方へせり出した築山つきやまがあり、その上に傾きかけた小亭があった。 泡坂妻夫『乱れからくり』より引用
  • 傾きかけたさびだらけの外階段などは手のつけようがない。 若竹七海『悪いうさぎ』より引用
  • 窓からはかたむきかけた太陽の光がまともに差し込み、二つのとびらを照らしていた。 水野良『ロードス島戦記 1 灰色の魔女』より引用
  • 作業を終える頃にはかたむきかけ、そろそろ下校時刻を迎えようとしていた。 井上堅二『バカとテストと召喚獣 6.5』より引用
  • 全面がガラスで覆われたビルに天頂から傾きかけた太陽が反射する。 楡周平『マリア・プロジェクト』より引用
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