傾きかけた家

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  • 傾きかけた家で、まわりでは石垣の跡らしいのがこけむしていた。 星新一『ちぐはぐな部品』より引用
  • 茅葺かやぶきの傾きかけた家からは、葬式でもないのに年中線香と菊の香がする。 岩井志麻子『夜啼きの森』より引用
  • 激しい風は、爆風で傾きかけた家を揺がし、強引に倒そうとしているかのようだった。 柳田邦男『空白の天気図』より引用
  • 資産家の娘についてくる莫大ばくだい持参金じさんきんは、傾きかけた家を建て直すためにどうしても必要なのだろうけれど、だったら、さしあたりお金に困っていないはずのアシェンバート伯爵の存在はけむたがられていることだろう。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第04巻 恋人は幽霊』より引用
  • これを奪回して傾きかけた家を立て直すことが、尼子晴久はるひさの悲願となっていただけに、毛利のすき虎視眈々こしたんたんと狙っていたのである。 安部龍太郎『戦国秘譚 神々に告ぐ(下)』より引用
  • 芋弁当を下げて、焼け跡のバラックを訪ね、あるいは焼け残った周辺部の傾きかけた家を訪ね、被爆当日の体験談を聞くという、文字通り足で調べる調査がコツコツと続けられた。 柳田邦男『空白の天気図』より引用