傲慢な表情

14 の用例 (0.00 秒)
  • 五十年輩のその男の顔には、独裁者のような傲慢な表情が浮んでいた。 吉村昭『東京の戦争』より引用
  • 彼の顔つきは、いつも私を受け付けない極端にまで傲慢な表情を表していた。 カヴァン『氷』より引用
  • まだ子供だけれど、人を見下すような傲慢ごうまんな表情も、そっくりだ。 橘香いくの『ブランデージの魔法の城2 魔王子さまと鏡の部屋の秘密』より引用
  • 何人かは黙って嘲り笑いを浮かべ、他は傲慢な表情で、写真の枠を指でトントン叩いている。 ローリング『ハリー・ポッターシリーズ 05b ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(下)』より引用
  • 笑っておりますが、その顔はやつれ、かつてのあの傲慢ごうまんな表情は、そこから消えておりました。 夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ三』より引用
  • 自信に満ちた傲慢な表情だったのが、別人のように頼りなげな「子供」の顔になる。 岡野麻里安『銀の共鳴1 桜の降魔陣』より引用
  • アクレンは、熱のためにすっかり体が弱っていたが、顔にあらわれた傲慢な表情はすこしも変わっていなかった。 アリグザンダー『(プリデイン物語5)タラン・新しき王者(完)』より引用
  • さきほどまでの傲慢ごうまんな表情は消えせている。 柴門ふみ『恋愛物語』より引用
  • 傲慢ごうまんな表情はたちまち消えて、途方にくれた顔になった。 海音寺潮五郎『平将門 上巻』より引用
  • 傲慢な表情がひっこんで、疑惑と不安の表情が浮かび出た。 エディングス『マロリオン物語04 禁じられた呪文』より引用
  • おれはラトーニャが初めて事務所にやって来たときの、部屋を眺めまわす傲慢な表情や、おれの顎の下に顔をうずめたときの髪の匂いや、絡めてくる足の力の強さや肌の甘いぬくもりを、まるでこの瞬間の現実のように、はっきりと思い出していた。 樋口有介『ろくでなし』より引用
  • 彼は彼女をみつめた、その眼は少し腫れぼったかったが、傲慢な表情が、次第に彼の大きな肉の厚い顔にひろがって行った。 モーム/田中西二郎訳『モーム短編集「園遊会まで」』より引用
  • ついにたおれたときも、にくしみにゆがんだ傲慢な表情は消えず、血に染まった剣を、にぎったまま放さなかった。 アリグザンダー『(プリデイン物語2)タランと黒い魔法の釜』より引用
  • 傲慢ごうまんな表情で、一番目の男を、じろりと、にらんだ。 西村京太郎『完全殺人』より引用