傲慢な男

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  • 彼は自らを「主にして神」と呼ばせて崇拝すうはいさせるような傲慢ごうまんな男だった。 山本弘『妖魔夜行 戦慄のミレニアム(上)』より引用
  • これだけでもいやな奴なのに、噂にきくと、大そう傲慢ごうまんな男だそうである。 井伏鱒二『小説日本芸譚』より引用
  • けれどもこの傲慢な男が、これほど率直になったことがあるだろうか。 林真理子『野ばら』より引用
  • 「いやに傲慢な男です」などと云う非難は到底受けそうもない気がしていた。 芥川竜之介『飯田蛇笏』より引用
  • 「こいつは、妙に傲慢ごうまんな男だな」と、柳は柳で工事人夫を見守っている。 武田泰淳『快楽』より引用
  • 玉手箱の煙を浴びてしまったら、清市はただの嫉妬しつと深い、傲慢ごうまんな男だった。 内田春菊『彼が泣いた夜』より引用
  • しかし無神経で傲慢な男たちはそんなことに気付いたりしなかった。 内田春菊『やられ女の言い分』より引用
  • 腕のよい職人に傲慢な男が多いのは伊三次も知っている。 宇江佐真理『髪結い伊三次捕物余話 紫紺のつばめ』より引用
  • レインが敵を敵とも思わぬ傲慢ごうまんな男ならともかく、彼女の見るところ、決してそうではない。 吉野匠『レイン6 大戦勃発 !』より引用
  • 同時に「蛇笏と云うやつはいやに傲慢な男です」とも云った。 芥川竜之介『飯田蛇笏』より引用
  • 傲慢ごうまんな男はわたしのまえに謎として立ちはだかり、完全にわたしの心をふみにじったのである。 ドストエフスキー/工藤精一郎訳『未成年(上)』より引用
  • 奥村も保郎を初めて知った頃、傲慢な男だと思った。 三浦綾子『ちいろば先生物語』より引用
  • もし、この傲慢ごうまんな男に、すこしでも卒中のがあったら、そのままになってしまったであろう。 ヴェルヌ/木村庄三郎訳『80日間世界一周』より引用
  • こんな考えの持ち主である私は、はたして傲慢ごうまんな男だろうか。 吉村達也『ついてくる』より引用
  • 成程これでは小児などに「いやに傲慢な男です」と悪口を云われることもあるかも知れない。 芥川竜之介『飯田蛇笏』より引用
  • 僕は青扇をよっぽど傲慢ごうまんな男にちがいないと思った。 太宰治『彼は昔の彼ならず』より引用
  • 初対面の、しかもこれほど傲慢ごうまんな男と話を交すには、結城は少し酔い過ぎていた。 山田正紀『弥勒戦争』より引用
  • 空気が澄んでいて、うるさい音も聞こえず、どんなに傲慢な男も己れの卑小さを感じる場所だ。 アレクサンドル・デュマ/泉田武二訳『モンテ・クリスト伯(4)』より引用
  • 実際に一千万円積まれたことはないが、金さえあれば何でもできると思っている傲慢な男が、札束で壮を動かそうとしても無駄だったことはある。 深谷忠記『横浜・修善寺0の交差 「修禅寺物語」殺人事件』より引用
  • 相手はあきれた顔になって、私をよっぽど傲慢ごうまんな男か、変人と思い込むようであった。 辻井喬『いつもと同じ春』より引用
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