備え

全て 動詞 名詞
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  • どんな家でも料理の書物を台所へ備えておかないというのは不注意です。 村井弦斎『食道楽』より引用
  • 力が入っていながら行雲流水のような自由で自然の態度を備えている。 岡本かの子『仏教人生読本』より引用
  • で、エロスが最も美しいのは、次のような性質を備えているからである。 プラトン/戸塚七郎訳『饗宴』より引用
  • それには大変な自制心もいるわけだが、みどり夫人はそれを備えていた。 石坂洋次郎『陽のあたる坂道』より引用
  • 実に、肉体の本性というのはあの二つのエロス神を備えているのである。 プラトン/戸塚七郎訳『饗宴』より引用
  • 私の子供時代の大阪の夜の暗さは徳川時代の暗さをそのままに備えていた。 小出楢重『大切な雰囲気』より引用
  • 彼はむろん持っているが、僕もまた当然一本を備えているものと思ったのだ。 ドイル/延原謙訳『恐怖の谷』より引用
  • 近代合理主義ってやつが一家に一台必ず備えている怪力乱神のごみ箱だ。 秋山瑞人『イリヤの空、UFOの夏 その1』より引用
  • いや、それ以前に好奇心の精巧なレーダーを備えていなければならない。 松平維秋『松平維秋の仕事』より引用
  • なお楽曲の形にも「いき」が一定の条件を備えて現われているように思う。 九鬼周造『「いき」の構造』より引用
  • 廊下に備えられた自動販売機で村田が気を利かせて買ったものだった。 吉村達也『ふたご』より引用
  • それでいて、ちゃんと生物棲息の条件を備えた二個の惑星を持っている。 丘丘十郎『地球発狂事件』より引用
  • こちらは、いつ終わるともしれぬ作戦に備えねばならなかったのだ。 伊藤桂一『遥かなインパール』より引用
  • いうまでもなく、そのトリックは充分現実性を備えていなくてはならない。 直木三十五『大衆文芸作法』より引用
  • かの一種たおやかな風を欠くものであるが、娘はその風をも備えていた。 矢崎嵯峨の舎『初恋』より引用
  • そこに、船外機を備えた古くて小さな漁船が一隻、横付けになっている。 二階堂黎人『奇跡島の不思議』より引用
  • 彼女はどこで手に入れたか、万一の場合に備えて毒薬を用意していたのだ。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編02 本格推理Ⅱ』より引用
  • 新銀座はテロに備えて、政府施設に擬態するように都市計画されている。 池上永一『シャングリ・ラ 下』より引用
  • といって、技倆がしっかりした者は、それだけの現金の備えがあるまい。 阿佐田哲也『ヤバ市ヤバ町雀鬼伝2』より引用
  • あの時は大湫おおくて泊まりで、助郷人足六百人の備えをしろと言うんでしょう。 島崎藤村『夜明け前』より引用
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