健か

全て 名詞
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  • 今では私は、ただ輝かしい健かな世界を求めて自分一人で生きている。 豊島与志雄『父母に対する私情』より引用
  • そういう意志を以て進む者は、常に輝かしい心と健かな希望とを失わない。 豊島与志雄『生活について』より引用
  • その正月の十九日に、母君産の気つき給ひ、すこやかなる男の子を生み給ふ。 山崎正和『鴎外 闘う家長』より引用
  • 我はすこやかなる人は人の耳など見るものなることを始めて知りぬ。 正岡子規『墨汁一滴』より引用
  • その頃私より少し年上であったと思うが、今も何処かに健かにしておられるか知ら。 西田幾多郎『アブセンス・オブ・マインド』より引用
  • そして天行の健かにして、且つ倏忽なるのを感じないわけには行かなかつた。 木下杢太郎『本の装釘』より引用
  • 火に映る顔はすこやかに輝き眼は小さいけれど正直な働き好きな性質を表していた。 島崎藤村『千曲川のスケッチ』より引用
  • 何かもっとすこやかな姿となり得ないものでしょうか。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • すこやかな個性は静かに停まっていない、断えず流転し、進化し、成長する。 与謝野晶子『母性偏重を排す』より引用
  • これが一国の文化そのものをすこやかなものにする所以ゆえんであるのは言うをたないでありましょう。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • そして諸君が健かに生きてゆく以上は、未来の復興は案外早く来るであろう。 豊島与志雄『バラック居住者への言葉』より引用
  • その心身共に 健かなあなたに、わたしは載せられているのだ。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • 私は老いて身うちが冷えるが、これさへあつたら健かでゐられよう。 薄田泣菫『春菜』より引用
  • 何卒御両親様お身をお大切に、高央も操も御健かのほどお祈り申してゐます。 知里幸恵『手紙』より引用
  • 何かの仕事をするということは、働くということは、人の精神にも肉体にも、健かな光と力とを与えるものである。 豊島与志雄『都会に於ける中流婦人の生活』より引用
  • 人生の珍らしさと労働の健かさとが彼の心に夜明けと共に忍びこんで来るのであった。 豊島与志雄『少年の死』より引用
  • 材料をもう少し自然さに戻し、形や模様や色をすこやかにしたら、仕事がどんなによみがえって来るでありましょう。 柳宗悦『手仕事の日本』より引用
  • つまり快楽という言葉を、その本来のすこやかさ明るさにおいて復活させようというのが私の願いなのです。 亀井勝一郎『青春論』より引用
  • すこやかな、若い女等の手足が 水鏡に映って、二重に、 目を悦ばせてくれる。 森鴎外『ファウスト』より引用
  • 健かな血が、化粧した肌理きめのいい頬に、美しく上っていた。 徳田秋声『爛』より引用
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