値で売れる

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  • ほんとうに、かれおもったよりは、もっといいれたのであります。 小川未明『百姓の夢』より引用
  • 世界によってはまるで興味を示さないが、ときには高い値で売れることもある。 森岡浩之『星界シリーズ 星界の断章 02 星界の断章 Ⅱ』より引用
  • このケースも、持っていくところに持っていけば、かなりの値で売れるだろうと判断してのことだ。 水野良『ロードス島戦記 5 王たちの聖戦』より引用
  • 皮肉なことではあったが、そういうふうにして描かれた少女の絵は、ますますいい値で売れるようになった。 大石圭『檻の中の少女』より引用
  • 次に持ち込んだ何点かの看板は、やはり高い値で売れた。 萱野葵『ダンボールハウスガール』より引用
  • 今じゃ杉なんぞ売れもしねえが、昔はまきでも炭でも、いい値で売れたもんよ。 樋口有介『ピース』より引用
  • 都会へ持っていけば、マニアには結構な値で売れるかもしれない。 森博嗣『捩れ屋敷の利鈍』より引用
  • 建物はもう二束三文だが、土地はそこそこの値で売れるだろう。 宮部みゆき『模倣犯 下』より引用
  • 以前は自家用にしか使わなかった動物の毛皮が、日露戦争のあとあたりから、商品としていい値で売れるようになってきた。 熊谷達也『邂逅(かいこう)の森』より引用
  • いまにあの絵は、この店の絵を束にしたより、もっといい値で売れるようになるにきまってるんだぜ。 モーム/龍口直太郎訳『月と六ペンス』より引用
  • 画家として生計を立てるのは楽でなく、絵画も高い値で売れず彼は日本関連の小説の挿絵画家としても活躍した。
  • 和夫が町の高校に入学する頃になると、売りものにはなるまいと思われていた山の斜面の雑木林までが法外な値で売れ始めた。 南木佳士『ダイヤモンドダスト』より引用
  • おそらく彼は、無税でなら中国とほぼ同じ値で売れる国へ、なぜ人びとが金を密輸出したがるのかを説明できるだろう。 フーリック/大室幹雄訳『中国黄金殺人事件』より引用
  • と言って、大槻博士の折り紙のついた虎徹なら莫大な値で売れる。 平岩弓枝『鏨師』より引用
  • あとになって父の蔵書がさらに十倍くらいのよい値で売れることを屑屋から教わり、一冊二冊と持ち出し、六冊目に父に発見された。 太宰治『ロマネスク』より引用
  • 以前に彼女が描いた「姉妹像」が、いい値で売れそうだという話を聞いていたせいもあったし、たまたまその近くの画廊がろうで知り合いの若い画家の個展が開かれてもいたのである。 赤川次郎『招かれた女』より引用
  • 父親は炭でも蕈でもそれがいい値で売れると、きまって酒くさいいきをしてかえった。 太宰治『魚服記』より引用
  • しかし白蝶貝は、真珠がなくとも貝殻自体が装飾品として相当の値で売れるのである。 坂口安吾『明治開化 安吾捕物』より引用
  • このあたりは都心にも近いし、公道に面した角地でもあるし、かなりいい値で売れるだろう、という。 宮部みゆき『鳩笛草(光文社文庫)』より引用
  • いやファンでなくとも、いまや名を知らぬものはない豪輔の原稿なのだから、それが好事家こうずかに高価な値で売れることに気づかぬものはないはずであった。 鮎川哲也『朱の絶筆』より引用
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