依然として

全て 副詞
8,717 の用例 (0.02 秒)
  • 相手は依然としてPのことを貿易関係の人間か何かと思っているらしい。 倉橋由美子『アマノン国往還記』より引用
  • 流れは依然として最初と同じ方向を取って南西から北東へとむかっていた。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(上) 地の果ての燈台』より引用
  • 依然としてこの鼻に対して懐疑の念を持ち続けられるに違いありませぬ。 夢野久作『鼻の表現』より引用
  • 彼は依然として、少しも形を変えないで、天井の同じ所を見つめている。 江戸川乱歩『江戸川乱歩全短編03 怪奇幻想』より引用
  • 水の多い地方はまた肥沃さも加えて来たが、依然として人気はなかった。 ヴェルヌ/大久保和郎訳『グラント船長の子供たち(上) 地の果ての燈台』より引用
  • このような時に依然として長髪を守って行くことは相当の覚悟を要した。 織田作之助『髪』より引用
  • しかし、安全という根拠はなにもなく、それは依然として上にあるのだ。 星新一『ごたごた気流』より引用
  • 不安は依然として強くのこったが、こう言われては納得するほかはない。 海音寺潮五郎『平将門 中巻』より引用
  • かくのごとき場合には契約けいやくの両者が依然として独立の心を失わぬのである。 新渡戸稲造『自警録』より引用
  • 不思議なことに、医師たちの声は依然として遠くの方で聞こえていた。 貴志祐介『十三番目の人格 ISOLA』より引用
  • しかし彼は、そんな体験を他人に話したことは依然として一度も無かった。 夢野久作『木魂』より引用
  • そして文字盤は依然として少女が死んだ時刻を示したまま微動だにしない。 吉村達也『ついてくる』より引用
  • 人は昔と違っているであろうが、氷屋や甘酒屋の店も依然として出ていた。 岡本綺堂『御堀端三題』より引用
  • 僕等は波上にたゞよふ船の樣ではない、依然として立つて居る家の樣だ。 岩野泡鳴『神秘的半獣主義』より引用
  • それとも大学は依然として神聖なものとして止まらねばならぬだろうか。 戸坂潤『世界の一環としての日本』より引用
  • しかし、依然として、それで兄が何を言おうとしたのかは理解できない。 山本弘『神は沈黙せず』より引用
  • しかし依然として元の立場に立っている事も改める訳に行かなかった。 夏目漱石『道草』より引用
  • 私は依然として東海道線の寝台車の中に睡っているのじゃないかしらん。 夢野久作『冥土行進曲』より引用
  • だが知識的労働者といった処で、実際的には依然として何のことか判らぬ。 戸坂潤『日本イデオロギー論』より引用
  • だから僕たちは依然として、第一報を送り得る恵まれた立場にあるのだ。 丘丘十郎『地球発狂事件』より引用
  • 次へ »