併し流石

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  • 併し流石さすがの名家も、氏政の代になってようやく衰退の色が見える。 菊池寛『小田原陣』より引用
  • 併し流石に捨て難い部分もあつて此處に編入した。 阿部次郎『合本三太郎の日記の後に』より引用
  • しか流石さすがに東京駅である。 高浜虚子『丸の内』より引用
  • 併し流石に天下の名城だけに、小田原城の宏大さは一寸近寄り難い。 菊池寛『小田原陣』より引用
  • 併し流石に孔子だけは非難せぬ。 桑原隲蔵『支那史上の偉人(孔子と孔明)』より引用
  • そこで文部省は満州派の戸山学校に対して、反満州派を代表して、体協支持の声明を出すことにしようとしたが、併し流石にそれはこの際穏当でないというので、次官談の形式で遠慮がちに小さい声で声明することに決した。 戸坂潤『社会時評』より引用
  • 暫くは無言で余の顔を見て居たが、頓て余と知るが否や、「ヤ、ヤ、丸部道九郎君」と云って途切れ「人もあろうに、丸部君が茲に居られたとは、エ、不注意過ぎました」と、非常に、余に立ち聴せられたのを悔む体だが、併し流石は男だ、愚痴も何にも云わずに庭の方へ立ち去った。 黒岩涙香『幽霊塔』より引用