余り

全て 名詞 副詞
13,814 の用例 (0.03 秒)
  • 余り意外でしたので思わずこんな言葉が口をついて出てしまいました。 大倉燁子『消えた霊媒女』より引用
  • それを以て見ると彼がどんなに多くの手紙を認めたか想像に余りある。 甲賀三郎『支倉事件』より引用
  • そんな心がけですからレコードの事については実は余りよく知りません。 兼常清佐『レコード蒐集』より引用
  • 「余りと言えば余り」とは実際こう云う瞬間の僕の感情に違いなかった。 芥川竜之介『冬』より引用
  • 残る下歯六枚については、余り多くの思い出を作りたくないものである。 岡本綺堂『綺堂むかし語り』より引用
  • 人はこの場合の私を余り強過ぎたからだといおうとするかも知れない。 有島武郎『惜みなく愛は奪う』より引用
  • 実は僕も余り要領を得ていないのだ、ただ今のように言ってみたいので。 国木田独歩『牛肉と馬鈴薯』より引用
  • 余り嬉しくってじっと黙って眺めているだけでは我慢が出来ませんでした。 大倉燁子『鉄の処女』より引用
  • 評伝はこれを引用して置きながら、その歌には余り価値を認めていない。 蒲原有明『夢は呼び交す』より引用
  • 余り何だから、私は廊下へ出て、二三間、そっちの方へ行って見ました。 泉鏡花『式部小路』より引用
  • 中には余り人に知られていない地名などが、故意に書かれてあるのでした。 大倉燁子『耳香水』より引用
  • しかし外の学問の方面までも余り進んでいたわけではないらしい。 寺田寅彦『宇宙の始まり』より引用
  • これはさ程痛かったためではないが、余り不意であったために泣いたのだ。 森林太郎『犬』より引用
  • お光は余り遅くならないうちにと、言うだけのことをいってすぐに帰った。 岡本綺堂『籠釣瓶』より引用
  • ボートルレはその停車場で新聞を見て、驚きの余りさっと顔色を変えた。 ルブラン・モーリス『奇巌城』より引用
  • 余り気にしているものだから、そんな夢を見たんだろうと可笑おかしくもなる。 大倉燁子『妖影』より引用
  • 芭蕉の海彼岸の文学に余り通じてゐなかつたことは上に述べた通りである。 芥川竜之介『芭蕉雑記』より引用
  • けれど魚を殺すのは罪が深いと言って普通の人は余り魚を喰わない。 河口慧海『チベット旅行記』より引用
  • が、かう云ふ問題は作家以外の人々には余り興味のないことかも知れない。 芥川竜之介『文芸的な、余りに文芸的な』より引用
  • 其の後の母娘は遺族恩給で余り贅沢は出来ぬが普通な生活を続けて来た。 岡本かの子『母と娘』より引用
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