何等の矛盾

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  • しかし今では自分を切支丹であると自分で許す事に何等の矛盾を感じてはゐません。 長与善郎『青銅の基督』より引用
  • 然し父にとっては何等の矛盾も感じられなかったのだ。 豊島与志雄『父の形見』より引用
  • 心霊の孤独と多元的宇宙の相互の愛とが、殆んど何等の矛盾なしに彼の心に感ぜられた。 豊島与志雄『恩人』より引用
  • それはそれとして、この場合の一道の光明は、思想や夢や希望などと、何等の矛盾や等差なしに列記出来ることにある。 豊島与志雄『作家的思想』より引用
  • この香と御幣とは一寸対照が妙だけれど、実際は何等の矛盾な気持ちも起させなかった、ばかりでなく、却って一種の邪教めいた神秘さを伝えるものであった。 豊島与志雄『偶像に就ての雑感』より引用
  • そうしてその気分にシックリする光景、風物、場面を、その気分の変って行く通りに、あとから追いかけ追いかけ千変万化させて行くのであるから、その千変万化が如何に突飛とっぴな、辻褄つじつまの合ないものであろうとも、そのかんに何等の矛盾も、不自然も感じない。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用