何気ない

全て 形容詞
1,114 の用例 (0.01 秒)
  • 何気なく罫紙を取り上げて裏を返して見ると三四行の英語が書いてある。 夏目漱石『虞美人草』より引用
  • 何気ない日常に戻っただけで、何も変わったことはないのかもしれない。 機本伸司『神様のパラドックス』より引用
  • 何気なにげなく身をよじったところで胸ポケットの中の携帯電話が目に入った。 奥田英朗『最悪』より引用
  • が、棚の一つに何気なく指を走らせていたウィルは意外な品を発見した。 クーパー『(闇の戦い4)樹上の銀(完)』より引用
  • 何気なく手を伸ばしたときには、無意識のようにそれを選んでいました。 泡坂妻夫『亜愛一郎の狼狽 (亜愛一郎シリーズ1)』より引用
  • そして、何気なくそこを見ると彼を狂喜させるようなものが目についた。 海野十三『流線間諜』より引用
  • 一階のホールまで戻ってきたリディアは、何気なく窓の外に視線を移す。 谷瑞恵『伯爵と妖精 第18巻 魔都に誘われた新婚旅行』より引用
  • 何気なくホームを歩いていたわたしの眼が、一枚のポスターに止まった。 喜多嶋隆『ビーチサンダルで告白した』より引用
  • 何気ないその言葉には、ふたりでしか通用しない皮肉がこめられていた。 同人『十二国記』より引用
  • 夫人の何気ない言葉の中にある種の意味が含まれているようにも感じられた。 松本清張『迷走地図(上)』より引用
  • 彼女の瞳がふいに揺れ、何気なくその姿を眺めていた俺と目があった。 松野秋鳴『えむえむっ! 第01巻』より引用
  • 何気なしに手にしたものの、だれと一緒に飲んだのか思い出せなかった。 高橋克彦『前世の記憶』より引用
  • 何気なく眼をやった猪喰は十数歩ほど離れた灌木が揺れているのを見た。 黒岩重吾『白鳥の王子 ヤマトタケル 6 終焉の巻』より引用
  • それは、普段と全然変わらない会話をするような、何気なにげない口調くちょうだった。 野村美月『文学少女シリーズ05 “文学少女”と慟哭の巡礼者』より引用
  • 何気ないふりを装ってつぶやいた兼家の言葉に、景行が表情を硬くした。 三雲岳斗『カーマロカ 将門異聞』より引用
  • お新さんの何気なく言った子供というくさびが、俄かに話題を暗くした。 藤原晋爾『秋津温泉』より引用
  • 私は何気なく前を通ると面紗ヴェールを冠った若い女が足早に向こうへ歩いて行く。 国枝史郎『沙漠の古都』より引用
  • この場合、ちらと何気ないふうでお京に眼をやったのもうすきみが悪い。 山田風太郎『忍びの卍(まんじ)』より引用
  • その時彼は何気なく上を見ると、電柱の中ほどに何か青い物を認めた。 志賀直哉『城の崎にて・小僧の神様』より引用
  • この考えは耕作が何気なく折江の顔を見たとき、一層はっきりとしてきた。 横溝正史『呪いの塔』より引用
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