何時ぞや

全て 副詞
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  • 何時ぞや御一しよに帝劇を見物した晩、御姉様は私に俊さんは好きかと御尋おききになりました。 芥川竜之介『秋』より引用
  • 何時いつぞやも、農家の娘でね、十五六のが草苅くさかりに往ってたのを、やつつらまえましてな。 徳冨蘆花『みみずのたはこと』より引用
  • それは何時いつぞやもおはなししたとおり、あの方はおとしも若いし、美しい御顔でもあるし私が行ったりするのは、はばからなけりゃなるまいと思っています。 長谷川時雨『樋口一葉』より引用
  • 何時ぞやも、農家の娘でね、十五六のが草苅りに往つてたのを、奴がつらまへましてな。 徳冨蘆花『熊の足跡』より引用
  • 何時ぞや、内の梅花の宴からの御帰りに御車の牛が放れて、折から通りかゝつた老人に怪我をさせました時でさへ、その老人は手を合せて、大殿様の牛にかけられた事を難有がつたと申す事でございます。 芥川竜之介『地獄変』より引用
  • 何時ぞや映画の若い女優さんの座談会があって、そこでは吉屋信子さんが司会していらしたのですが、若し好きな人が出来て、その人が貧乏だったらどうするでしょうと云う話が出ました。 宮本百合子『女性の生活態度』より引用
  • 何時ぞや、内の梅花の宴からの御歸りに御車の牛が放れて、折から通りかゝつた老人に怪我をさせました時でさへ、その老人は手を合せて、大殿樣の牛にかけられた事を難有がつたと申す事でございます。 芥川竜之介『地獄変』より引用
  • それに、何時ぞや、神田でお目にかかりましたわね、あの頃は、ミシンをやつてましたのよ。 岸田国士『温室の前』より引用
  • 何時ぞや、雨で濡れたものを一緒に乾かしといて、取込む時にこれだけ紛れてしまつたんでございますよ。 岸田国士『ママ先生とその夫』より引用
  • 治外法権の条項を撃破し、この国の独立を完全ならしむるは、はたして何時いつぞや。 高田宏『言葉の海へ』より引用
  • 我の再び汝に會ふをうるは何時いつぞや。 山川丙三郎『神曲』より引用
  • 何時ぞやも、自分等の所謂先哲の遺訓なるものの内容が、どれだけ空虚になつてるかも稽へず「べからず」十五箇條を作つて天下の女學生を救はうと企てた殊勝な老人としより達があつた。 石川啄木『文芸中毒』より引用
  • 極く一こくたちで尊大で家一杯ひろがつて我儘を通して居た習慣が、病みついてからは更に募つて、家のものに一日三界あたり散らすので、末の弟の哲と云ふのなぞは、何時ぞや母の云つた悪口をそのまゝに、父の面前で「やい父つちやんの鼻つまみ」とからかつたりした。 有島武郎『お末の死』より引用
  • 何時いつぞやわたしがとらそんじたときにも、やはりこのこん水干すいかんに、打出うちだしの太刀たちいてりました。 芥川竜之介『藪の中』より引用
  • この平太夫は何時いつぞや清水の阪の下で、辻冠者つじかんじゃばらと刃傷にんじようを致しました時、すんでに命も取られる所を、あなた様の御かげによって、落ち延びる事が出来ました。 芥川龍之介『羅生門・鼻』より引用