何故かわから

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  • 私は何故かわからぬけれども、若林博士よりも正木博士の方が好きだ。 夢野久作『ドグラ・マグラ』より引用
  • だが、何故かわからないが、僕はこの世のすべてから突離された存在だつた。 原民喜『魔のひととき』より引用
  • 何故かわからないながら、不愉快なものを感じて、織歌は眉を寄せた。 円まどか『ソルフェージュ~Sweet harmony~(web小説)』より引用
  • そうするのが、何故かわからないけれども、男というものなのだ。 色川武大『離婚』より引用
  • その声の気配の内に、治夫は何故かわからぬが、彼女と自分の間にある新しい隔たりを感じたような気がした。 石原慎太郎『化石の森』より引用
  • 何故かわからぬが、悪いことだと、思えぬのだ。 森茉莉『甘い蜜の部屋』より引用
  • やがて、イザアトには何故かわからなかったが、一二分のあいだボートは上向きのままでいたので、彼は舟縁につかまることができた。 モーム/田中西二郎訳『モーム短編集「園遊会まで」』より引用
  • ところが不思議な事に、そんなついでに話がラジオの事に移ると、何故かわからないが牛九郎夫婦は、あまり嬉しくない顔色を見せた。 夢野久作『巡査辞職』より引用
  • なお、ぼうしを被った者が目の前で挑発的行動をすると、相手は「何故かわからないが不愉快に感じる」描写も存在する。
  • 無論それは二人の新婚の記念にするのだと云っていたが、その写真が出来て来たのを、区長の家で偶然に見せてもらった草川巡査は、何故かわからないが非常に緊張した、むしろ悲痛な表情で一心に凝視していた。 夢野久作『巡査辞職』より引用
  • ローやんを手土産にして佐々木氏の家へいってみると、師は古典的な、みごとな、端正な美貌であらわれ、それを羞じるかのように酒を飲み、ちらちらと感じやすい上眼遣いになって微笑し、何故かわからないけれど、おどおどしてる印象をあたえるのだった。 開高健『(耳の物語2) 夜と陽炎』より引用
  • 何故かわからんが。 派虎衆『伝説の剣士のつくりかた』より引用
  • 何故かわからないが、夜半に眼が覚める。 夢枕獏『陰陽師』より引用
  • 何故かわからない。 中上健次『岬』より引用