何卒御

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  • もう決してこの上に御迷惑はかけませんから何卒なにとぞ御安心下さいまし。 夢野久作『暗黒公使』より引用
  • 何卒御両親様お身をお大切に、高央も操も御健かのほどお祈り申してゐます。 知里幸恵『手紙』より引用
  • 何卒御体を大切になさいますやう、フチも母も祈って居ます。 知里幸恵『手紙』より引用
  • 何卒御両親様おからだをおたいせつにあそばして下さいませ。 知里幸恵『手紙』より引用
  • これは私の絵に対する態度だか、何んだか一向わからない事を云って了ったが何卒御容赦を願う。 小出楢重『油絵新技法』より引用
  • 何卒どうぞ御願いですから待って下さい。 夢野久作『白髪小僧』より引用
  • 何卒御父様右の儀御賛成下さいます様、謹しんでお願ひ申上げます。 知里幸恵『手紙』より引用
  • 何卒御両親様に孝養をつくされますようにと、あの頃の手紙で何度もお願いしました私の気持に、偽りはございませぬが、奇蹟的に救われたお方もあるのに、大切な大切な私共の長男が、なぜ奪われなければならなかったのでしょうか、考えても考えても分りませぬ。 吉田満『鎮魂戦艦大和(上)』より引用
  • もしかあったら何卒御知らせを願いたい。 牧野富太郎『植物一日一題』より引用
  • 何卒なにとぞ御納め下されまして、御随意御引取下されまするように。 幸田露伴『雪たたき』より引用
  • 別表としてリストを添付しますから何卒御高覧下さい。 小島信夫『アメリカン・スクール』より引用
  • 万一それが御校の校庭に据わるような場合に、土台工事とか、台石とかの仕事に就いて御用がありましたならば、何卒どうぞ御遠慮なく私にお知らせを願います。 夢野久作『少女地獄』より引用
  • 貴殿、又御多用の事、わざわざ御在宅下さっては恐縮ですから、何卒御自由に御願い申上げます。 松下竜一『砦に拠る』より引用
  • それをうけたまはらば、拙者せつしや職権しよくけんもつ御命令通ごめいれいどほり、なんはばかところなく断行致だんかういたしますから、何卒御安心下どうぞごあんしんくださいませ。 出口王仁三郎『霊界物語 rm 50 20080623』より引用
  • 何卒御きげん御直し下さりませ。 池田弥三郎『手紙のたのしみ』より引用
  • 「お前は今日は御免こうむったら可かろう」 「叔母さん、何卒どうぞ御帰りなすって下さい」とお俊が言った。 島崎藤村『家』より引用
  • 先納・先々納致し候者共へは、何卒なにとぞ御返済なされたきものなれども、皆知りたる通り一向御引当これなく、の上に今皆の聞く通り、未進の分はれてしまひければ、愈々以いよいよもつて先納・先々納の分へ返済出来ぬなり。 ベンダサン『日本人とユダヤ人』より引用
  • 長政は、かさねて、使者を送って来て、世間に於いては、細川家が後藤隠岐を召抱えられたと取沙汰とりざたいたして居り申す上は、この筑前守の一分が相立ち申さぬ、何卒なにとぞ御放逐下されたい、と申し入れた。 柴田錬三郎『決闘者 宮本武蔵(中)』より引用
  • さて今回本紙に左の題材にて貴下の御寄稿をお願い致したく御多忙中恐縮ながら左記条項お含みの上何卒なにとぞ御承引のほどお願い申上げます。 太宰治『虚構の春』より引用
  • いつもいつも嬉しいたよりはきこえあげず、さぞかしおうるさい事でありましょうが、父からはかえりみられず、岡村のあに様や戸部の伯父とてあの様なもの堅さではとりつく島もなく、ただただ頼りになるのはあね様のみ、嬉しいにつけ悲しいにつけ、つい、お耳にいれておすがり申したきこの心情、何卒御推察下さいますよう。 矢田津世子『旅役者の妻より』より引用
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