何卒その

5 の用例 (0.00 秒)
  • 迷はぬやうにとは、父はかねて自分を直實な醫者にするつもりであり、自分は文學をやると言ひ張つて、久しく言ひ合つてゐたのであつたが、つひに自分は内心策をかまへて、表面だけ父の意に從ふやうに曾つて誓つたことがあつたので、何卒その誓ひを完うして呉れといふのである。 若山牧水『古い村』より引用
  • すべて天狗てんぐかぎらず、幽界ゆうかい住人じゅうにんばけるのが上手じょうずでございますから、あなたがた何卒どうぞそのおつもりで、わたくし物語ものがたりをきいていただぞんじます。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • 神々かみがみのお受持うけもちもうしましても、これはわたくしがこちらで実地じっちたり、いたりしたところを、なん理窟りくつもなしに、ありのまま申上もうしあげるのでございますから、何卒どうぞそのおつもりできいていただきます。 浅野和三郎『霊界通信 小桜姫物語』より引用
  • この教義は奥方に大層お気に召したらしく、教会の戒律をよくわきまえぬ初心の己れゆえ、何卒その奥の奥まで親しく御教授の程を願いたいと、愛すべき沙弥に懇請をまでいたされました。 バルザック/小西茂也訳『風流滑稽譚(第三輯)』より引用
  • この後には「江戸川乱歩型」「甲賀三郎型」等品数取そろえ御覧に入れますから、何卒何卒その時には御愛読の程、ひとえに御願い申し上げます、となん。 横溝正史『トランプ台上の首』より引用